宍粟市北部の千種中学校、生徒数も少なくなり小規模校といわれるようになりましたが、自慢できることはたくさんあります。今年度は10回シリーズで紹介したいと思います。
千種中自慢(その4)
最近よく耳にする言葉でSDGs(持続可能な開発目標)というのがあります。我が千種中学校でも、以下の2項目について、生徒会を中心に取り組んでいます。
SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
SDGs 5 ジェンダー平等を実現しよう
我が千種町は、山林に囲まれた土地です。一昔前は、林業が盛んな土地柄でした。間伐した木材は建設現場の足場として使われ、その後は焚物に使われ、その後は土壌改良剤として畑や水田に撒かれました。最終的には自然に返すことを考えると、まさしくSDGsではないかと思います。
さて、千種中学校には、炭焼き窯があります。過去には、竹炭を作って来校者に持って帰ってもらったこともあります。必要でない竹を切り、炭を作ってBBQや消臭剤として使い、最終的には自然に返すことに取り組んでいました。炭を作るときにできる木酢液は、鉄腕ダッシュでも紹介されたように稲の病気の防止、土壌の消毒などに使われていたようです。SDGsが生まれる前から取り組んでいたと考えると、誇らしくなるのは私だけでしょうか。

(炭焼き窯前景) (炭焼き窯入口) (竹炭)