「もがく」
~「もがいて」笑顔で15の春を~
あけましておめでとうございます。
3学期になりました。
3学期は1,2学期に比べて短いですし、気持ち的にもすぐ終わってしまいます。
だからこそ、とても大切な学期だと思います。
私は、3学期の始業式の式辞で次のことを話しました。
元マラソンランナーで、旭化成の駅伝の監督をされていた、宗茂さんという人がいます。
その宗茂さんが言ってたのですが、駅伝やマラソンで、最後のラストスパートのことを「もがく」と言うそうです。
強い選手とそうではない選手の違いは、この「もがき」にあると言っておられました。
また、「もがく」ことが、人としても大きく成長させることであるとも言っておられます。
3学期はラストスパートの学期、生徒みんな、しっかり「もがい」てください。
特に3年生は、「もがいて」、「もがいて」、「もがいて」、そして、みんな笑顔で15の春を迎えてほしい、そう願っています。
という内容です。
「もがく」という言葉は、とらえ方によっては好ましくない表現と感じる方もおられるかもしれませんが、私は「泥臭く頑張っている」、「必死に粘っている」という解釈なので、今日の式辞で伝えました。
これからが冬本番。コロナウイルス感染予防はもちろん、インフルエンザや風邪等にも十分注意して、健康で3学期を過ごしてほしいと思います。
(千種中学校玄関前の中庭)
P.S.
宗茂さん(猛さんとの双子)のことを生徒は知りませんでした。
20代の職員に聞いても、知りませんでした。
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令和3年1月8日
校長 福 本 朗