千種中学校のロビーにいつの間にかできた展示コーナー。定期的に入れ替えがされ、通りすがりにも足を止めて見てしまいます。本校職員の春名教諭による展示です。学校周辺で採取した様々な生物を説明付きで展示してくださっています。
「動物の骨」「へびの皮」「昆虫たち」・・・現在展示されているのは「ナナフシ」です。見事に木の枝に擬態するところが面白い昆虫です。
発見第5弾君たちは、箱の中にいる昆虫を見たことがありますか?
この昆虫の名前は、ナナフシ(七節、竹節虫)といいます。見たとおり、木の枝に擬態します。(竹節虫)は中国語由来の表記です。
よく見てみると、足が1本ありません。ナナフシは、トカゲのように、身を守る手段として、敵に襲われた時に、自ら足を切り離す自切を行うことがあります。もしかしたらこの個体も、何かに襲われたのかもしれません。失われた足は、若い個体ならば、脱皮とともに再生することができるようです。
メスだけで産んだ卵からも子孫を増やす単為生殖が可能な昆虫です。不思議ですね。