県民に教育委員会の役割を一層理解いただくため、教育委員会会議を県内各地域で「移動教育委員会」として年4回開催しています。そのうちの1回として、7月4日(木)に千種中学校に来られました。学校の概要説明の後、2年生のたたら製鉄鉄穴(かんな)流しの作業を見ていただきました。
鉄(かん)穴(な)流しとは、夏休みに生徒が川で採集した岩石や土に混じった砂鉄を木製の樋を使い、水道の流れを利用して土砂と分離させ、比重差によって砂鉄のみを取り出すという方法です。採り出された砂鉄は、10月18日に行う『たたら製鉄』の製鉄原料に用います。生徒たちは、3グループに分かれ、約1時間かけて作業を行いました。効率よく、楽しそうに作業していました。