SDGsとは、持続可能な開発目標という意味です。2015年9月の国連サミットで採択され、2030年までに持続可能でよりよい世界をめざす国際目標のことです。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なもので、日本としても積極的に取り組んでいます。

では、SDGsには、具体的にどんなものがあるのでしょうか。実は、既にやっているものも多いです。例えば、水を出しっぱなしにしない(節水)、電気をこまめに消す(節電)、マイバッグ持参などは、目標13(気候変動に具体的な対策を)につながります。4年生で学習したゴミの分別やリサイクルは、目標11(住み続けられるまちづくりを)につながります。節水は、目標6(誰もが安全な水とトイレを利用できるようにしよう))にもつながり、節電は、目標7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)につながっていきます。そして、なんと、元気よく挨拶することは、目標17(世界の全ての人が協力し合い、17ある目標を達成しよう)につながります。
2020年8月6日、広島の平和宣言の中に、国連難民高等弁務官として、難民対策に情熱を注がれた緒方貞子氏の「自分の国だけの平和はありえない。世界は、つながっているのだから。」という実体験の言葉がありました。「自分さえよければいい」という考えではなく、グローバルな視野で幸せに暮らせる世界を考えてみることも大切なのではないでしょうか。SDGsを時々は意識して行動してみたいですね。