2022/09/02 | 自分の限界に挑戦する二学期に・・・ | | by 校長 |
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うだるような酷暑とともに、新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄された夏休みが終わり一日より二学期が始まりました。四十二日間の長い夏休みの間、子どもたちは、保護者並びに地域の皆様方に見守られて安心・安全に過ごせましたことに厚くお礼申し上げます。二学期もどうぞよろしくお願い申し上げます。
また、保護者の皆様方には、八月二十八日のPTA環境美化活動へのご協力ありがとうございました。おかげさまで気持ちよい環境の中で新学期をスタートさせることができました。
さて、二学期の始業式は全教室をつなぐオンラインで行いました。子どもたちには、まずは「元気に毎日登校しよう」ということ、「自分の限界に挑戦しよう」ということを「ノミのジャンプ」の話を通じて伝えました。
ノミは体長の150倍の高さを跳べる素晴らしい能力を持っています。小学生に例えると波賀小から波賀城までの高さぐらい跳べます。しかし、小さな瓶に入れるとふたにぶつかり、その高さを自分の限界と感じ、跳ぶことをあきらめます。ふたを外してもそれ以上跳ばなくなります。しかし、跳べる仲間をそばに置いてやると、その姿を見て、また前と同じように高く跳ぶことができるようになるという話です。
人間も何度か失敗したりうまくいかないことがあると、本当はもっとできるのに努力や挑戦をやめてしまうことがあります。子どもたちが、自分で限界を決めてしまわず、周囲の友だちと一緒にあきらめずに何度も挑戦し、自分の可能性や能力をどんどん伸ばしていける、そんな二学期になることを期待しています。