Ⅰ.校区の概要
本校は、兵庫県の中西部にあり、宍粟市の北部に位置する。人口は約3800人、校区の面積は161.3km2、その94%が山林という小さな山の地域である。雄大な中国山地の自然に抱れた波賀町は、氷ノ山、後山、那岐山国定公園、音水県立自然公園に指定され、「人と自然」の共生をめざした地域づくりを進めている。
人々の生活基盤は、自然を生かした農林業に支えられていたが、社会の著しい変化とともに、地域以外での就職に就く人が多く、過疎化や高齢化の原因ともなり生徒数も減少傾向にある。
そんな中ではあるが、地域の人々は学校に対して思いは強く、また、教育に対する関心度は高く学校教育にも協力的である。
Ⅱ.学校の概要
南北32㎞の校区は、小学校の統合もあり、1小学校1中学校である。
全校生徒はスクールバス、自転車、徒歩で登校している。隣接する社会福祉協議会との連携による
ボランティア活動を継続して取り組んでいる。
また、生徒会活動も、「磨け心築け伝統 めざせ日本一の生徒会」を伝統的なスローガンとして掲げ
活動している。
豊かな大自然の中で育った生徒達が、明るく純朴で意欲的に学校生活が送れるよう、学習指導・
生徒指導・部活動指導の充実を図っている。
Ⅲ.学校経営方針
1 校訓
◇ 愛しよう (素直な心をもち、明るく温かい感性の育成)
◇ 尊 ぼ う(自他を尊重し、共に生きようとする態度の育成)
◇ 努めよう (自ら求めて学ぼうとする強い意志と継続力の育成)
◇ 省みよう (自己を見つめ、さらに伸びようとする資質の育成)
2 学校教育目標
「波賀を愛し、みんなと共にたくましく生きる生徒の育成」
3 令和2年度重点目標
「自らを高め、仲間を認め、社会に貢献できる人づくり」
4 令和2年度スローガン
自立への挑戦~未来につながる自分をつくる~
5 令和2年度努力目標
① 保護者・地域に信頼される開かれた学校づくりに努める
② 安全・安心の学校づくりを進める
③ 学習指導を充実させ、確かな学力を育む
④ 豊かな人間性を育む道徳教育、人権教育を推進する
⑤ 特別活動や部活動を通して健やかな心と体を育む
⑥ 一人一人の内面理解に基づく生徒指導に努める
⑦ 教職員の資質向上を図る
⑧ 教職員の組織力の強化を図る
生徒数
令和2年4月1日現在
| 1年1組 | 特支 | 2年1組 | 特支 | 3年1組 | 特支 | 全校生 |
男子 | 13 | 0 | 13 | 1 | 15 | 1 | 43 |
女子 | 3 | 0 | 14 | 0 | 12 | 1 | 30 |
計 | 16 | 0 | 27 | 1 | 27 | 2 | 73 |