校長室通信

.
12345
2019/06/18

勉強する意思と環境

| by 校長

                                   勉強する意思と環境

                                   令和元年6月18日(火)
                               浅 田  卓


 6月も半ばを迎え、1学期も後半戦に入りました。今週から期末テストということで、生徒たちも勉強に気合いが入っています。今年は5月の連休の関係で、1学期の中間テストは実施できませんでしたので、1年生にとっては初めての定期テストということになります。一日3科目のテストを受けて、帰宅し、また次の日もテストをするという日が三日続きます。ましてその期間は部活動もなく、テスト勉強漬けになるということです。小学校ではないことなので、1年生にとっては不思議な感じがすることでしょう。
  さて、本校ではこのテスト前とテスト中の期間限定で、「学習タイム30」という時間を設定しています。学級終会が終わった後、30分間にわたり、教室でテスト勉強するという時間です。また担任以外の先生は、理科室で待機をし、わからないところや個人的に教えてほしいところがあれば、生徒が理科室へ出向き、個人的に先生に質問できるというシステムです。普段の授業では少し質問しづらいという生徒も、この期間になら恥ずかしがらずに質問できるというメリットもあります。30分という短い時間ではありますが、生徒たちはテストに向けての勉強を頑張ります。
 その後帰宅しますが、帰ってからの勉強はどうでしょうか。一つ気になりますのは、いわゆる「勉強をする環境」というものが整っているでしょうか。自分の部屋で勉強したり、リビングで勉強したり、また、日によって勉強する場所が変わるという生徒もいます。というようにそれぞれのご家庭で勉強する場所は様々でしょう。場所も大切ですが、いわゆる「勉強の妨げになるモノ」がすぐ手の届くところにありませんか。終始TVがついている中であったり、スマホやタブレットがすぐ使える状況であったり、本人がしていなくても、兄弟姉妹がゲームを近くでやっているという場合もあります。このような環境では、なかなか勉強に集中できないのは明白です。また、そのような状態にあることを十分認識し、自分は誘惑に負けてしまう性格だからということで、あえて遠ざける状態を作る意志の強い生徒もいます。よく若い子が(最近は若くない人もしばしば見かけますが)コーヒー専門店で勉強している姿を目にします。あれもその状態を自ら作っている一つの方法です。自分の意志の強さとそれを満たせる状態の維持が合致して「勉強する環境」が作られるということです。あまり難しく考える必要はありませんが、要するに勉強しやすい状態に向かわせることも、我々大人の役割の一つだと考えました。
 明日から期末テスト、学校でも家でも頑張ってほしいものです。


11:32
12345
PAGE TOP