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校長室通信

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2019/01/11

先を見る

| by 校長

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                                                      波賀中学校長 浅 田  卓


 新年明けましておめでとうございます。
 本年も、本校の教育活動に対しまして、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 本校も8日に始業式を無事に終え、三学期が始まりました。一番短い学期ではありますが、学年の締めくくりであり、次のステップへの足がかりになる学期です。特に3年生にとっては大切な進路選択の学期であり、入試に向けて一日一日の大切さが身にしみる日々となります。
 そんな学期の始まりにあたり、始業式の式辞で、次のように生徒たちに伝えました。
「一年の計は元旦にあり」ということわざの通り、この一年の決意を元旦にしました。私のこの一年のテーマは「先を見る」です。これはただ将来のことに思いを馳せるというわけではなく、「先を見た上で、今の準備を整える」と言うことです。
  子どもたちにとっても、この先を見た上での今の取り組みというのはすごく大切なことです。例えば、3年生にとっては3月の入試が最終の目標になります。そのために今するべきことに専念すると言うことです。もちろん内容は人によって違ってきます。その見極めも大事です。また、部活動でも同じです。もう少しバッティングの飛距離を伸ばしたい。そのために今、下半身の強化を徹底するといった具合です。
  しかし、概してこのような準備というものは、地味で、根気を要するものです。果たしてこのことが目的に合っているだろうかとか、もっと最短で効果的な方法があるのではないかという疑念も生まれてきます。まして怠け心に打ち勝つには、相当な克己心も必要です。しかし、目標達成には、他に方法はありません。この積み重ねを続けるしか近づく方法はないのです。朝目覚めて目標が叶っていたと言うことはないのです。大切なのは、負けそうになったときにしっかりともう一度目標を思い出すということです。自分は何のためにこの地味な努力を毎日続けているのかという目的(答え)を明確に持つことで、モチベーションを上げ、その努力の裏打ちを感じなければなりません。
 このように文章で書くと簡単ですが、なかなか難しいことであることは、私も経験上よくわかっています。しかし、難しいことであるからこそ、必要であり、挑戦する価値のあることであると考えます。そしてこの姿勢を身につけることが、中学生が成長していく段階で大きな人間形成の一つの要素になることは間違いありません。刹那的に生きるのではなく、少しずつでも努力を続ける気持ちと行動力を持った生徒を育みたいと考えました。
 私も口先でえらそうなことばかり言っているわけにもいきません。波賀中学校が今年も、生徒や保護者の皆様、そして地域の皆様から信頼される学校になるように、目標をしっかりと定め、日々の取り組みに専念したいと考えています。
 
                                                     平成31年1月11日


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