トライやる・ウィークに向けて
平成30年5月23日(水)
浅 田 卓
先週は無事3年生の修学旅行が終わり、中学校も平常の日々を送っています。生徒たちは今週末の中間テストに備えて、日々遅くまで勉強していることと思います。1年生にとっては、初めての定期テストでどういうものなのか、今ひとつイメージがつかないかもしれませんが、何やら勉強をしておかないと大変そうだなと言う雰囲気は感じていることと思います。
さて、来週28日から6月1日までの5日間、2年生はトライやる・ウィークを実施します。今年のスローガンは「『みち』を知る~新しい『みち』への挑戦~」です。学校を離れ5日間、社会に出て行きます。子どもたちにとって働くということは、頭でわかっていても体験的には「未知」なもので、大変不安を感じています。
働く内容は事業所によって様々ですが、どの職場においても必ず必要なことは、
大人との対話です。先生や親以外との大人と対話する機会が必ずあります。挨拶をしたり、用件を伝えたり、自分の思いや感想を答えたり、相手の指示を理解して了解する意思を示したりと、働くということは、ある意味対話の連続です。スムーズにとは言いません、でも心を込めて大人との対話をしてきてほしいと思います。このトライやるを通して自分の将来への「道」をつかむ可能性も十分にあります。働くことを通して将来の自分を見つめる、それこそがこのトライやる・ウィークの醍醐味であり、目的であります。どうか5日間休まず頑張ってほしいと切に願っています。
今回受け入れを許可いただきました12の事業所の皆様には本当に感謝しております。34人の生徒がお世話になりますが、ご指導の程よろしくお願いします。また保護者、地域の皆様にも、働いている中学生を見かけられましたら、応援のお声かけをしていただきますよう、よろくお願いします。