願いを叶えるために!
厳しかった今年の冬の寒さもようやく緩み始めましたが、まだまだ寒い日が続き、春はまだ遠いという感じがする2月半ばになりました。
今、平昌で冬季オリンピックが開催されており、連日、日本選手が活躍しています。そんなオリンピックを見ていて感じたことですが、金メダルを取った羽生選手や小平選手をはじめとする日本選手のオリンピックにかける思いの強さ、そしてそこで結果を出すための努力や精神力の強さに感心しながらも、どの選手にも共通していることは自分の夢(願い)を叶えるため、人には想像できないような努力を継続し続けていると言うことがあると思います。
私は、部活動や学級担任をしていたときよく子ども達に次のような話をしていました。それは「願う」という言葉についてです。
「願う」という字は、原に頁と書きます。原は大きい草原を表し、頁は頭を表します。つまり、頭の中にあるとてつもなく大きなものを意味します。つまり、人の願いとは、それくらい大きくて大切なものなのです。そんな大きくて大切な願いをかなえるために必要なことは何でしょうか?それは、願いをかなえたいという強い意志だと思います。その強い意志の力がないと願いをかなえるための行動もできませんし、願いを達成することもできません。人は皆「願い(夢)」を持っていると思います。それを現実のものにするにも、しないのも意志の力以外にないと思います。絶対にかなえるのだという強い意志があってこそ願いはかなえられるのです。決してあきらめることなくいつまでも挑戦していける強い意志を持ち続けられる人になって下さい。そういう人になれたとき、君達一人一人の願い(夢)がきっとかなえられるはずです。
この話は、実は私が昔お世話になった人から聴いた話を少しアレンジして、子ども達に話すようになったものですが、オリンピックを見ていて、選手の話を聴くと次元は違うのかもしれませんが、やはり継続し続ける「強い気持ち」を持っている人が、結果を出せる人なんだと改めて思いました。
心の持ち方、取り組み方一つで自分の「願い」を叶えるための行動ができるんだということをこれからもしっかりと思い続け、子ども達にも伝え続けたいなと思います。
平成30年 2月19日
学校長 小林 琢哉