校長室通信

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2019/01/25

たよれる存在

| by 校長

                                         頼れる存在


 早いもので1月も最終週を迎えます。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」とはよく言ったもので、本当に月日が経つのを早く感じます。特に受験を控えた3年生にとっては、まさに矢のように毎日が過ぎていくことを感じているでしょう。
 それにしても寒いです。幸いまだ雪は降っていませんが、朝の冷え込みは厳しいものがあります。校長室の暖房は昔ながらの小さな石油ストーブなのですが、石油タンクの容量が小さく、1日で使い切ってしまいます。教室ももちろん石油ストーブであり、係の生徒が頻繁に石油を取りに来ています。でも、波賀在住の用務員さんは今年の冬は暖かいですと笑っておられました。本日、各教室の空調設備を取り付けるために建築事務所の方が、窓のサイズを測りに来られました。生徒たちもいよいよ冷暖房が教室につくかと思うと、自然と表情が緩んでいました。今年の梅雨時分は涼しい中で授業ができるようになっています。また、寒い中、石油を取りに来なくてもよくなっているでしょう。楽しみに待っていてください。
  さて先日、波賀小学校の5・6年生を迎えて、本校で新春小中合同カルタ大会を実施しました。数年前からこの形でやっているようで、新年の恒例行事となっています。とは言うものの、始まる前は小学生が中学生に遠慮して、フダをとれないんではという不安がありました。しかし、始まってみると、そんな心配もどこ吹く風で、小中学生入り乱れての盛り上がりが見られました。小学生にとられて中学生が本気で悔しがったり、上の句でとる中学生に小学生が尊敬の拍手をしたりと、本当に微笑ましい光景でした。最後の坊主めくりでは文字通り、頭ををつきあわせて、一緒に楽しんでいたのがすごく印象的でした。休憩時間にはストーブの周りで、小学生と中学生が楽しそうにしゃべっていたり、また小学校の先生と中学生がしゃべっていたりと、何とも仲のいい雰囲気が生まれ、この企画をやって本当に良かったという思いを持ちました。
 波賀町の良さはこういうところにあります。小中学生だけでなく、もう少し大きな人も、それぞれが年下の子のことをを本当によく知っています。また、年下の子も上の人を頼っています。地域の行事が多いこともその要因の一つですが、こういった縦のつながりが波賀町には強く残っていることはうらやましいことであり、ありがたいことです。何かあったときに、学校や、家族の他にも頼るところがあるということです。
 昔はこのようなつながりがどこにでもたくさんありました。いいことも悪いことも含めて、大きい子(人)から教えてもらいながら、やっていいことと悪いことの区別を知ったり、守ってもらったり、逆に力の弱い子を助けてあげたり、横だけでなく縦のつながりから、教えてもらうことや頼りにすることが多かったように思います。
   昨日来てくれた6年生は、あと3ヶ月もすると本校に入学してくれます。その子たちにとって憧れや、頼りになる存在として、今の中学生の姿が目に映るような学校になるようにしていこうと、改めて感じたカルタ大会でした。

                                                           平成31年1月25日
                                                            波賀中学校長
                                                              浅 田  卓 


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