餅つき!
いよいよ2017年も最後の月を迎えました。振り返るとあっという間の1年だったように思います。皆さんにとってはどんな1年だったでしょうか。来る2018年も良い年になればと思っています。
さて、私の家では、まだ正月のお餅は、自宅で木臼に杵の手つき餅を作っています。 私が初めて餅をついたのは、小学校5年生か6年生ぐらいだったと思います。「お餅ぐらいつけるようにならんとな」といわれ、見よう見まねでつかせてもらったのを覚えています。その後、高校生ぐらいからは半分以上(当時は、20臼ほどついていました。)をつくようになり、約30年あまりは、ほぼ一人でついてきました。
最近は、10から12臼くらいしかつきませんが、息子らが半分ぐらいついてくれます。毎年のことですが、その息子がついている様子を見て、昔「良い餅を早くつきたかったら、最初のいっとろべぇ(最初のこねることを私の地域ではこう言います。)で決まるんや。」とよく言われたことを思い出します。本当にこれがなかなかうまくできなくて、つき始めは米が飛び散るし、なかなかつるんとした餅にならなかったものです。今では、自分が息子に同じことを言っているのを自分で「言われたことの繰り返しやな。」と思いながら言っています。
要は、餅つきでも何でもそのことをするための準備が一番大切と言うことになるのですが、やはりわかっていても経験してみないとその大切さはなかなか身にしみて感じないものだと改めて感じる年末の我が家の恒例行事です。
残り2週間ほどの2017年をしっかりふりかえり、2018年も良い年にできるよう、そして生徒達にも生きた体験・経験をしっかりと積み上げていけるような年になるよう頑張って行きたいと思います。
皆さんにとってこの2017年はどのような年だったでしょうか。2018年が、良い年になることを祈念して、本年最後のホームページでのご挨拶とさせていただきます。
平成29年12月12日
学校長 小林 琢哉