夢なくば 目標なし ~42日間を有効に~
7月20日(木)に本校の第1学期終業式を行いました。残念ながら通院のため1名欠席となりましたが、67名の生徒が全員無事に1学期を終えることができました。何より嬉しいことと式の後本校の職員と喜び合いました。
ところで、本校では終業式に各クラスの代表がその学期を振り返って感想をみんなの前で発表することになっており、今回も各学級委員長が前へ出て今学期の振り返りをしてくれました。1年生は、やはり勉強や定期テストまた敬語の使い方などで戸惑うところがあったようです。また2年生はトライやる・ウィーク、3年生は修学旅行と1学期にあった大きな行事について触れながら、そこで得た経験を次につなげたいと話してくれました。そして3年生は、進路選択に向かってこの夏休みを頑張りたいと抱負を語ってくれました。生徒達にとっては、新しい学年となった中で様々な経験をして、いろいろと考えた1学期だったようです。その後、私は式辞の中でそのことに触れながら夏休みに向けて次のようなことを話しました。まずは「健康第一・安全第一」である。そのためには、規則正しい生活、しっかりとした食生活が何より大切である。そして夏休みは心に油断も生まれやすいので、自分たちの行動をいつも振り返って考えていこうと話しました。また、2つめとして「42日間の休みを有効に使おう」とも話しました。夏休みは「自分を見つめ直すチャンス」、学習面はもちろん生活面や健康面で1学期にできなかった点や反省した点をこの休み中に見直し克服していこう。また、「新しい自分に挑戦できるチャンス」、一歩進んだ自分になれるよう何か新しいことに挑戦していこうと話しました。そして最後に次の言葉を紹介しました。
夢なくば 目標なし
目標なくば 計画なし
計画なくば 行動なし
行動なくば 幸せなし
これは、現在宍粟市教育長である西岡章寿教育長が本校の校長であったときに生徒達に贈られた言葉で、私も好きな言葉です。今年度の学校教育目標である「こころ豊かで、夢に向かって全力を尽くす北中生の育成」にも通じる言葉であるので是非生徒達に紹介したいと思い話しました。この言葉の持つ意味を生徒達が自分たちなりに考え、42日間を有効に過ごしてくれたらと願っています。そして9月1日には、全員元気でひとまわり成長した姿を見せてくれくることを心より願っています。
皆様もこれからまだまだ暑い夏が続きますが、健康には十分留意されてお過ごしください。
平成29年7月26日
校長 山本 修示