平成30年を終えて
今年は冬という感じがしないほど暖かな日が続いていましたが、さすがに冬至も過ぎて、寒さが増してきました。今年もあとわずかとなりました。本校でも先日21日(金)に終業式を行い2学期を終了しました。今学期は、9月の運動会、それに続いて部活動新人戦やバンドフェスタなどの各種大会、11月には文化祭や道徳の研究発表大会など数々の行事があり、生徒たちの活躍する場面が数多く見られました。特に部活動においてはソフト部が県新人大会で準優勝する活躍を見せてくれました。私は、式辞の中でこれらのことに触れ「北中のような小さな学校が、そのような活躍ができるのは、生徒たちが素直で、常に目標に向かって全力を尽くすことができるからだ」と話しました。実際、部活動だけでなく各種行事や研究授業などを見ていても本校生徒のそのような様子を多く見ることができました。これは、確かに本校の強みであると思います。しかし、このことは決して努力無くして続くものではありません。年々生徒も教師も入れ替わりしていく学校においてこのことはなかなか難しいことだと思います。しかし、本校には今まで多くの生徒たちや先生方で築き上げた良き伝統があり、またこの地域の良き土壌(風土)があります。このことをこれからも信じてさらにより良き学校になるよう来年も生徒ともに教職員が一丸となって励んでいきたいと思います。
どうぞこれからも本校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。
平成30年12月25日
学校長 山 本 修 示
追伸:終業式の式辞の最後で、生徒たちに西郷隆盛の次の言葉を紹介しました。
「人を相手せず、天を相手せよ。」
「天を相手にして己を尽くし、人をとがめず、わが誠の足らずを尋ぬべし。」
この言葉は、本校の校訓「天佑自助」にも通じる言葉と思います。
生徒たちにそのことが伝わっているは分かりませんが、この冬休みを有意義に過ごし
てほしいと願い紹介しました。
皆様も良い年をお迎えください。