1月往ぬる
「1月は往(い)ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去る」という言葉のとおり、この三学期は月日の経つのが早く感じられます。この間始業式を行ったかと思ったらもう1月も終わりとなりました。昨日は数年に1度の寒波の到来で、この北中付近も30cm以上の積雪に見舞われました。無事登校してくれるか心配していたのですが、(家の人に送ってもらった生徒もいましたが)全員元気に登校してくれました。また、現在宍粟市内ではインフルエンザが大変流行しているのですが、本校は、(何人かは罹った生徒もいましたが)幸い大きく広がることはなく現在を迎えています。このまま通り過ぎてくれればと祈る毎日です。
ところで、そんな積雪の中で嬉しいことがありました。それは、私が登校したとき、すでに登校していた先生方や生徒たちが校庭の除雪作業をしていてくれたことです。以前私が勤めていた頃は、御形寮(当時あった冬期寮)の生徒が早朝から除雪作業をしてくれていました。北中の良き伝統が引き継がれている光景を見て大変嬉しくなったとともに、これは、普段から子どもたちのために道路や歩道の除雪作業をしてくださっている地域の方々の姿を見ているおかげだと感じました。本当にこんな暖かい地域の皆様に支えられて子どもたちが育っていることに改めて感謝した次第です。
そのような中でいよいよ2月を迎えます。2月・3月は、3年生にとっては勝負の月となります。まず、10日(土)に私立高校の入試、15日(木)には公立高校の推薦入試・特色選抜入試があります。それぞれしっかりとした準備をして、万全の状態で望んでほしいと願っています。また本校職員も全員でしっかりとしたサポートを行っていきたいと考えています。そしてみんながそれぞれ笑顔で本校を巣立っていってくれること願っています。
また、この2月・3月は学校にとっても今年度のまとめや来年度への準備をする時期でもあります。昨日学校運営協議会を開き、今年度の評価や反省、来年度に向けた改善方法等について説明し、委員の方々からご意見を伺いました。やはり1年を通して考えるといろいろな反省が出てきます。来年度はそれらを踏まえてさらに良い実践ができるよう先生方とともに頑張っていきたいと思っています。今後とも皆様にはご支援・ご協力をよろしくお願いします。
平成30年1月26日
学校長 山 本 修 示
追伸:まだまだ、寒さ厳しい折りです。
どうぞお体をご自愛くださいますように。