「卒業生に感謝! 心からの感謝!」
2019.3.12 一宮南中学校長 坂元昭佳
平成31年3月8日(金)は、一宮南中学校第53回卒業証書授与式でした。早朝の気温は少し低めでした。“山は白 空は青 胸花はピンク 式場のカーペット(卒業記念品)は赤 式幕は紺”の中、全員がとてもいい顔をして卒業式に臨みました。ステージではテレビに顔が映し出されるせい?か緊張気味でした。式後の教室は涙がいっぱい溢れました。見送り後の前庭は、喜色満面の笑みでいっぱいでした。
卒業生と共有した時間の中で、特に印象深く心に残っていることが2つあります。一つは、3年生全体の雰囲気がにじみでた文化祭です。一南家族にしかできない学校行事に出会うことができたと思っています。“挑戦あり 温もりあり 絆あり”。素晴らしい文化祭を提供してくれた3年生は、私たち一南家族の大人にとって自慢の子どもたちでした。もう一つは、地域の皆様から熱いご支援を受けている部活動です。近畿大会・県大会・西播大会・西播コンクール・アンサンブル等で活躍する3年生は、私たちの誇りでもありました。競技中や演奏中は、素晴らしい素質や立派なマナーが際立っていました。いつも友だちのことを思いやる一南家族らしさも十分に感じさせてくれました。どの会場へ応援に行っても“それはそれは幸せ”でした。
勉強もがんばりました。友だちづくりや教室づくりにも一生懸命でした。1・2年生からはとても慕われました。一南の先生たちからも大変かわいがられました。平成28年4月6日(水)「真新しい制服を着て、期待と不安でいっぱいの入学式」からの3年間は、楽しいことばかりでなく、おもしろくなかったり気が気でなかったりした日も多かったに違いありません。しかし、友だちからの思いやりや家族からの愛情に支えられ立派に成長したことを心からうれしく思います。そして、一南家族のために「本当にありがとう」の気持ちでいっぱいです。