オリンピックに思う
7月21日(水)から42日間の夏休みが始まり、はや1週間がたちます。この間、県総体の相撲大会、卓球大会が終わり、この月末にある柔道大会、そして西播吹奏楽コンクールにむけ生徒たちは、それぞれ持てる力を発揮し、力を出し切るための練習を頑張ってくれています。
話は変わりますが、コロナ禍でのオリンピックがいよいよ始まりました。感染の拡大など心配することは多くありますが、やはり、オリンピックをテレビで観戦しているとワクワクせずにはいられない気持ちになってしまいます。4年に1度のスポーツの祭典を目指し、努力を続けてきた選手たちの姿は、どんな種目であれ、やはり私たちに大きな感動を運んでくれるものだなとつくづく思います。
私も教師になって27年間、部活動にかかわってきました。中学生の技量は当然オリンピックに出場する選手のように高いものではありませんが、各自のレベルを少しでも上げるために日々、継続して取り組んでいく姿に共通するところはあるように思います。
スポーツの持つ、見る人に感動と興奮を与える力は、今の出口の見えないコロナ禍の中で、前を向いて進んでいくための勇気と希望を与えてくれるように思います。オリンピックがそんな感動と勇気を与えてくれ、無事終了することを願うとともに、改めて部活動の持つ意味の大きさも再確認しながら、今後の学校の方向性をしっかりとしていきたいなと感じています。
令和3年7月26日
校長 小林 琢哉