師走に向かって
11月もあと僅かとなりました。ここのところ朝の冷え込みが厳しくなり冬の到来を感じさせます。今月は、2日(土)に文化祭を開催し、多くの保護者や地域の方々にご来校いただき盛会のうちに終了することができました。また、6日(水)には1年生が「ふるさと講座」として東河内生産森林組合組合長の長野豊彦さんをお招きして、『私達の町の林業』と題したお話をお聞きしたり、8日(金)には福祉体験として市の社会福祉協議会の方に来ていたただき「車椅子体験」をしました。また、13日(水)には3年生が神戸幼稚園との交流活動をするために、地域の橋本都子さんを講師にお招きして「絵本の読み聞かせ」の練習をし25日(月)には神戸幼稚園へ出向き交流活動を行いました。さらに、20日(水)には2年生が神戸方面へ校外学習に出かけ、震災についての勉強や班別行動通して貴重な体験をしました。このほか部活動では、ソフトボール部が県大会に出場し、1回戦で優勝候補の強豪校と対戦しました。結果は敗れてしましましたが、最後まであきらめず自分たちのできることを精一杯やり遂げようとする一南らしい試合を見せてくれました。また、文化面でも美術作品や書写作品、作文などの表彰状が届くなど個人の頑張りを紹介する機会が多くありました。このように今月は勉強やスポーツ、文化などいろいろな面で生徒の頑張りやいろいろな体験を通して生徒たちが成長していく姿を見る機会があり、そのことで私自身とてもうれしくまた誇らしく感じました。これはもちろん生徒たちの努力や保護者の支えがあるからだと思うのですが、それを生み出す伝統や風土がこの地域や学校にはあるような感じがしています。ですからこれからもそのすばらしい伝統や風土を継承し、さらに発展できるよう努力していきたいと考えています。
さて、そのような11月からいよいよ12月(師走)に入ります。あと20日余りで今学期も終わりとなり、令和元年(2019年)も終わりとなります。5日(木)には新しい生徒会役員の立候補受付が開始され、19日(木)に投票が行われます。だれが新役員になるのかは分かりませんが、今の一南生徒が選ぶ役員ですからきっとその任に相応しい生徒を選んでくれると信じています。そして選ばれた新役員を中心に「一南家族」の伝統を引き継ぎ、また新しい息吹をこの一南に吹き込んでくれるものと思っています。そう考えると今から楽しみでなりません。
どうか皆様も期待をしていただきたいと思います。
そして、これからもこの一宮南中学校と一南生徒をどうぞよろしくお願いします。
令和元年11月29日
学校長 山 本 修 示