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2021/02/01

「くさかんむり」に父と書くと?

| by 校長

「くさかんむり」に父と書くと?

 

 昔を懐かしんでいるうちに、30年近く前のことを思い出しました。それは、子育てをテーマにした講演会で聞いたお話です。講師の方が、母の役割・父の役割を漢字で表すよう問いかけられました。

 

「くさかんむり」に母と書くと ⇒ 分かりました。苺(いちご)です。

 まろやかで、温かく包んでくれるような感じがします。

 

 では、「くさかんむり」に父と書くと 

⇒ そんな漢字あったかな? 私には分かりませんでした。

講師の方は、こうおっしゃいました。

「『艾(もぐさ)』です。お灸に使う物です。『お灸を据える』という言葉どおり、ここという時に出番があるのです。」と。

 

 そのお話を聞いて以来、教師である以上、「苺」と「艾」の両面をもっておかなければならないと、常に思ってきました。

 教職に就いて38年間。出会ってきた子どもたちには、私はどう映っていたでしょうか?

 

アメリカの教育者ウィリアム・ウォードは、このような言葉を残しています。

平凡な教師は言って聞かせる。

よい教師は説明する。

優秀な教師はやってみせる。

しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。

 

 振り返ってみますと、私は言って聞かせることが多かったように思いますが、「子どもの心に火がついた」というバトンを確実に渡せるように、先生方と共に取り組んで参ります。

 

                           令和3年2月1日

                           校 長 藤井司郎


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