5月13日から17日にかけて、4泊5日の自然学校を実施しました。今年の自然学校のテーマは「仲良く 協力して 4泊5日 最高の自然学校にしよう!」です。この4泊5日で、自分のことは自分でできる「自立」した子どもになって欲しい。56人みんなが力を合わせ、声をかけ合って成長していく「協力」できる子どもたちになって欲しい。関わってくれる人たち、仲間、そして家族に「感謝」できる子どもたちになって欲しいと担任団は思っていました。1人1人に成長のある自然学校を創りましょう。
初日は絶好の自然学校日和となりました。しかし、それ以上に子どもたちの顔は5日間の期待できらきら輝いていました。
1日目~出会い~



潮干狩りでは、あまり貝はとれませんでしたが、カンカン照りの中、一足早い海水浴を楽しみました。この時取った貝は、2日目の味噌汁に入れて食べました。最高においしかったね!!

夜は豪華な鉄板焼き。これは本当に自然学校なのか!?と疑ってしまうメニューでした。みんな楽しくおいしくいただきました。
2日目~海に学ぶ~

室津漁港で遊漁船に乗りました。船のスピードに驚きながら、美しい海、爽やかな風を楽しみました。宍粟の山から栄養の豊かな水が揖保川を通り、室津に流れ込み魚や貝を育てるそうです。海を見て山を大切にしようと思いました。





シタビラメを自分たちでさばき、たこを塩でもみ、エビの殻をむいてシーフードカレー作りに挑戦しました。難しい作業もあったけれど、みんなで協力して調理し、最高においしいカレーができあがりました!!シタビラメの骨せんべいが一番人気であっという間に完食です!
3日目~乗り越える~


氷ノ山登山。大段ヶ平から山頂が見えます。あそこまで登るの!?と少し怖くなりましたが、2.8キロの険しい山道をみんなで声をかけ合って登り切ると心に誓って出発です!!


しんどくなって遅れている子がいれば「○○さーん。がんばれー!!」と大きな声でエネルギー注入です。山頂まで、くじけそうになりながらもみんなで励まし合いながらたどり着くことができました。氷ノ山の山頂からの景色は絶景でした。
4日目~責任と協力~

カヌー体験。パドルの使い方やこぎ方、カヤックの乗り方などの説明を真剣に聞いています。上手にこげるかなぁ。

「9番のところに集まろう!」「橋までいくぞ!」どんどん上手になり、すいすいとこぎ始めました。友だちと繋がったり、競争したりと楽しいカヌー体験になりました。


キャンプファイヤー。自然学校を振り返り、みんなで乗り越え学んだことを胸にこれからも仲間とともにがんばっていこう。そんな思いを胸に、最後の夜を過ごしました。
5日目~別れ~


記念品作り。海で見つけた貝殻や山で集めた小枝や石を使って、自然学校の思い出がいっぱい詰まったプレートができました。

最後の班会議。一緒にがんばってきた仲間に、自然学校を終えた今、伝えたい思いを一人一人語りました。
自然学校をふり返り、班長がみんなに語っていました。「はじめはバラバラだったけれど、みんなで声をかけ合っていくうちに1つになっていった。」「この仲間と自然学校ができて本当によかった。」「これで、お別れだと思うとさみしい。」すてきな仲間がたくさんできたことがわかりました。



1人ではこんなに成長することがありません。仲間と過ごすことで、我慢をしたり、相手を思いやったり、声をかけ合ったり、時にはぶつかったり。そうやって関わり合う中でたくさんの成長のあった4泊5日だったと思います。そんな仲間や、離れてわかった家族へのありがたみにしっかりと感謝のできた自然学校になりました。

保護者の皆様、自然学校に向けて、お子さんの健康管理や準備など、ご協力ありがとうございました。おかげで充実した5日間になりました。