校長室通信

通信
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2021/10/06

「掃除ができないような人間は、何もできない。」

| by 制作担当
 「掃除ができないような人間は、何もできない。」

 これは、パナソニックの創始者である松下幸之助さんのことばです。
 松下さんは人材育成に掃除の効用を認め、実践を訴えた人です。
 実は自動車を初めて大量生産し、多くの富を得たヘンリー・フォードさんも掃除をとても重要に捉えられていました。
 フォードさんのことばには次のようなものがあります。
 「不潔な職場に、優秀な従業員はいない」
 「不潔な職場には、自然と怠惰な従業員が集まってくる。それだけではない。勤勉な人にも悪影響を与え、全体の能率、品質も低下させる。」
 (…この文章の中の「職場」を「学校」あるいは「家」、「作業員」を「子ども」に読み替えると…)
 これらは偶然ではないと私は思います。掃除には「他の人のために働く・物事をやりきった喜び(達成感)を味わう・創意工夫をしながら働く」等の生きていく上で大切なことを学べる側面があるからです。松下さんの言葉を借りるなら「掃除を完全にするということは、一大事業」なのです。
 これも松下幸之助さんへのインタビューから引用させていただきます。
 「どんな仕事でも、単純な仕事でも、真心をこめてやらないと具合が悪い。そこからいろいろなものが生まれてくるわけや。掃除の仕方でも、やっているうちに、こういう掃除の仕方があるということがわかってくる。植木のあいだを掃除していても、こういうふうにしたほうがもっと早くきれいになる、木のためにもなると気づく。そんなことまで考えるような人は、しまいには植木の職人になるかもわからん。どんなにつまらんと思う仕事でも、やる以上は精神をこめてやらなければいけない。形式的にやっているだけだったら、それはもう、何も身につかんわけや。植木のあいだを掃除している。葉が落ちている。その落ち方を見て、この植木は傷んでいるからもっと水をかけてやらなければいけないというようなこともわかってくる。掃除をしていながら、植木を育てることもできるわけや。」
 私たちも今一度、掃除について見直してみたいですね。

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