校長室通信

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2023/01/16

嬉しい出来事

| by 制作担当
                                             校長 浅田 和典
 新型コロナウイルスの感染拡大から3年。石の上にも・・・と言いますから、耐えるだけでなく、世の中の動向を注視しながら、神野小での教育活動を進化発展させていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。
 さて、初冬の嬉しい出来事を3つお知らせします。 
 1つ目は、朝の立ち番をしていた時のことです。児童たちが登校班ごとに列をなして登校してきました。そして、校門を通過する前にある二人の児童が、申し合わせをしていたかのように見守り隊の方の方をさっと振り向き、会釈しながら笑顔で「ありがとうございました。」と言いました。その時、その様子を見ていた私は、何とも言えない爽やかな気持ちになりました。朝の挨拶をすることができたということではありません。わざわざ振り向いてお辞儀をし、笑顔で見守り隊の方の関わりに対して感謝の気持ちを伝えるという、なかなかできないことを当たり前のようにさらりとやってくれたのです。二人の素晴らしい人間性に大変感動しました。
 2つ目は、3年生の環境体験学習引率後のことです。帰校後しばらくして学校に電話がかかってきました。それは、その日お世話になった施設の館長さんからでした。忘れ物でも・・・と思いながら電話に出ると、こうおっしゃいました。「今日の体験学習の後に、神野小学校の児童が会場の片付けや掃除を進んで一生懸命手伝ってくれました。そして、会場がとてもきれいになっていました。本当にありがとうごさいました。」とのことでした。確かに、作品の制作が終わった児童から率先して片付けを行い、素早く片付けをして最後に点検をし、会場を離れました。そのことについてわざわざ電話をかけて伝えてくださった館長さんのお心遣いと共に、神野っ子の素晴らしさを改めて感じ、とても嬉しい気持ちになりました。 
 3つ目は、2学期の終業式の日のこと、全校終会をして下校する児童を見送ろうと移動していたときです。ある児童が、「校長先生、終業式すごかったわ。」と笑顔で言ってくれました。さらに、他の児童も笑顔で「2学期ありがとうございました。また、3学期もお願いします。」と。寒くて少しでも早く移動したいはずの時にわざわざ近づいてきて、伝えてくれました。本当に嬉しかったです。
 3学期の登校日数は、51日です。子どもたちの安全と健やかな成長を願い、充実した教育活動を提供することができるよう、日々邁進していきます。引き続き、ご家族や地域の皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。 


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