校長室通信

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2021/09/01

2学期始業式 式辞

| by 校長


おはようございます。
今日から2学期がスタートします。


ところで、8月20日から9月12日まで、兵庫県に緊急事態宣言が発出されました。
今日現在、兵庫県の感染者数は連日1000人近くとなり、依然増え続けています。
宍粟市においても7月以降のいわゆる第5波において50名をこす感染が確認されています。
30歳代以下の若い世代の感染が半数以上を占めており、特に部活動がクラスター、いわゆる集団感染の場になったケースもあります。



そのような状況のため、この間予定されていた行事は延期になってしまいました。
特に修学旅行は出発直前の延期決定となってしまい、楽しみにしていた3年生には本当に申し訳なく思っています。
体育祭も10月21日まで延期します。
部活動も緊急事態宣言中は中止です。
感染拡大予防の観点から、やむを得ない対応です。


新学期のスタートに当たり、再度皆さんにお願いします。
この感染を封じ込めるためにも、「密閉・密集・密接」いわゆる3密を避け、必ずマスクを着用し生活しましょう。
手洗いやうがい、検温などを行い、体調管理に努めましょう。
自分自身だけでなく家族に発熱等の症状があるときは、学校を休みましょう。
「ウイルスに感染しない・感染させない」という意識をもって行動しましょう。


また、家に中学生のコロナワクチン集団接種の案内が届いていたと思います。
保護者と相談しながら対応を決めてください。
予約の変更やわからないことがある場合は、宍粟市ワクチンコールセンターまで連絡してください。


最後になりますが、2学期も様々な制限があるなかでの生活となります。
しかし、みんなで協力しながら、東中パワーで明るく元気に2学期を乗り切っていきましょう。


以上で式辞を終わります。


08:46
2021/07/20

1学期を終えて

| by 校長


昨年に比べると、今年は多くの学校行事を行いました。
しかし、新型コロナウィルスの影響で、中止や延期にしたものもありました。
まず、1年生では校外学習が中止になりました。
また、2年生のトライやる・ウィーク、3年生の修学旅行が延期になりました。
普段の授業でも、例年ならやっているのにできないことが多く、不自由な日々が続いています。


それでも、皆さんは文句を言わず、変更にも柔軟に対応できていました。
「時を守り」「場を清め」「礼を正す」。
山崎東中学校では、誰もが安心・安全に生活できるように、互いに配慮しながら行動することを心がけています。
その結果、のびのびと学習や部活動に取り組めたので、誰もが4月の新年度が始まったころに比べ、大きくたくましく成長できたのだと思います。
特に、部活動での活躍には、目を見張るものがありました。
本当によく頑張れた1学期でした。


ところで、「1008時間」。
これは何のことだかわかりますか。
明日から始まる42日の夏休みを時間で表したものです。
去年を思い出してみてください。9日間たったの216時間しかありませんでした。
今年は全員に1008時間も与えられています。
時間をうまく使える人なら、2学期が始まるころには見違えるほど成長していることでしょう。
時間をうまく使えるか。目的をもって計画的に頑張れるか。それがこの夏のテーマです。

充実した夏休みを過ごしてください。
2学期、さらに成長した姿で会えることを楽しみにしています。


09:37
2021/06/25

夏季総合体育大会にむけて

| by 校長


 明後日から、3年生にとっては集大成となる、夏季総合体育大会が始まります。
 思い返すと、昨年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から開催されませんでした。卒業した先輩たちは大変悔しい思いをしました。
 しかし今年は開催されます。まず、そのことに感謝しましょう。

 
 ところで、みんなが頑張ってきた部活動。一体何を目指してやっているのでしょうか。

 部活動には目標と目的があります。
 まず、目標は「試合で勝つこと。大会で優勝すること。あるいは全国大会にでること。」等色々あるでしょう。
 それでは、部活動をする目的とは何でしょうか。
 それは「人として成長するため」です。

 
 思い出してみましょう。部活動で何を学んだか。
 それは技術がうまくなること、そして勝つことだけではなかったはずです。

 挨拶をする、約束を守る、時間を守る、協力する、仲間を大切にする、道具を大切にする、努力する、最後まであきらめない、感謝する、他にもたくさんのことを学んだはずです。

 
 大会では、これまで学んだことすべてを出し切りましょう。そして、1分でも1秒でも長く仲間とともにかけがえのない時間を過ごしてほしいと思います。

 みんなの健闘を期待しています。


07:38
2021/06/10

新年度スタートにあたり

| by 校長


 88名の新入生を迎え、249名の東中生徒がそろいました。そして、新たなメンバーも加わった31名の教職員とあわせて、計280名での出発です。

 山崎東中学校では、今年も教育目標を「夢と志を抱き、心豊かでたくましく未来への道を切り拓く生徒の育成」と掲げています。この目標には、「生徒たちが、夢や希望の実現に向け努力できるように、そして、将来自立し社会で活躍できるように、そのために必要な様々な力を、中学校生活の中で育てていく」という、決意を込めています。

 それに基づき、本年度特に力を入れたいこととして、次の四点を重点目標としました。教職員一丸となって、取り組みを進めて行きます。
一,安全・安心な学校づくり
 生徒たちが健やかに学校生活が送れるよう、安全・安心な学校を作っていきます。学校の中に人権を大切にする風土を育てるとともに、特別支援教育の充実につとめます。また、いじめ防止に向けた取り組みを充実させます。
二,自立の基盤となる力の育成
 今年全国の小中学校で、一人一台学習用のタブレットが導入されます。教師は授業の中でタブレットも活用し、より楽しく分かりやすい授業を行います。また、特別活動にも力を入れ、生活する集団を高めるとともに、社会の一員として役割を果たそうとする意欲や態度を育てます。
三,地域や家庭、関係機関との連携
 幼稚園や保育所、小学校と連携した教育活動や、地域と連携した教育活動を推進し、生徒の自尊感情やふるさとを愛する心を育てます。また、教育活動の様子を積極的に情報発信します。
四,協働する教職員組織(パワフルなチーム山東) 
  教職員間で連携し、生徒に関わる情報を共通理解した上で丁寧な対応を行います。また、教職員は「明るく元気に優しく」をモットーに、こどものそばで育ちを支援していきます。
    
 現在、新型コロナウィルス変異株が猛威を振るっています。今年も教育活動を行うにあたり、大きな制限や変更を余儀なくされる事が予想されます。しかし柔軟に対応し、生徒たちが満足できるよう工夫しながら取り組んでいきたいと思っています。これからも家庭や地域の皆様には、急なお願いをすることもあるかもしれませんが、これまで同様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


19:14
2021/03/11

卒業式式辞

| by 校長


式辞

 校庭の桜のつぼみの膨らみに、春の訪れを感じます。
 この佳き日に、宍粟市教育委員会事務局部長様、PTA会長様、保護者のみなさま方のご臨席のもと、第三十三回卒業証書授与式が挙行できますこと、心より御礼申し上げます。

 先ほど、卒業証書を手にした八十五名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業に際し、激励の言葉を送ります。

 
「菊根分け あとは自分の土で咲け」
 
 これは、小説家の吉川英治さんが、知り合いの方のお嬢さんの結婚式ではなむけに贈った言葉だそうです。菊は育てるのに大変手間がかかります。私も三十年ほど前に勤務していた中学校で、菊を育てた経験があります。その学校では、地域の名人に教えてもらいながら、毎年全校生徒が一鉢ずつ菊を育てていました。何種類かの土や肥料を混ぜて土を作るところから始まり、水やりや消毒、途中の植え替えなど、なかなか世話が大変でした。台風が来るときは鉢ごと屋内に避難させたこともありました。多くの手間が必要でしたが、大輪の花が咲いたときは大変うれしかったことを覚えています。
 生徒や職員が行う世話はここまでだったのですが、花の盛りがすぎたあとに、名人は次の年のために「根分け」という作業をされていました。それは、大きく成長した株を小さく分けて、根元の風通しをよくしたり、肥料を施したりして、次の世代の花を咲かせるための準備です。

 菊と同じで、人間の成長にも大変多くの支えが必要です。人間は生まれてきた時は何もできません。食事や排泄、入浴、着替えなど、すべてを親や家族に頼り、何事も周りの人に手伝ってもらって生活をしています。しかし、成長するにつれ、少しずつ自分の考えで行動できるようになり、中学生にもなってくると、自分はどのように生きていったらよいかということを考え始めます。そうなるために、毎日の授業や体験活動、部活動などで、独り立ちするために必要な「考える力」や「体力」、「豊かな心」を育てているのです。みなさんもそうやって仲間ととともに協力し合いながら、「生きていくために必要な力」を身に着けてきました。そして十五歳の春、立派に成長した皆さんが今ここにいます。もちろん、その陰には親や家族、先生、友のたくさんの支えがありました。しかし、卒業すると、これまで支えてくれていた人たちと別れなければなりません。まさしく、「根分け」のときを迎えたのです。

 みなさんが踏み出す次のステージでは、自立に向けて新たな勉強が始まります。苦しいときに支えてくれた中学校時代の友や先生は、その時そばにいないでしょう。でも、必ず新たな出会いがあります。これまで培ってきた「生きる力」をもとに、新しい場所で新しい仲間とともに、さらに大きく成長していってほしいと思います。中学校から送り出す先生たちの今の気持ちは、まさに、「あとは自分の土で咲け」と祈るような心境なのです。
 
 保護者の皆様、お子様はたくさんの経験から多くのことを学びました。このように心身ともに立派に成長され、本日ここに卒業の日を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。しかしまだまだ成長の途中です。これまで同様大きな愛情をもって支えてやってください。
 
 最後になりますが、何年、あるいは何十年か先に、みなさんがしっかり大地に根を張って、見事な大輪の花を咲かせていることを祈念し、式辞といたします。

   令和三年三月十日
          宍粟市立山崎東学校
           校長  志 水 良 和


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