校長室通信

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2022/07/06

社会人に求められる力

| by 校長


 今年は、観測史上最も早く、梅雨明けが発表されました。平年より21日早く、梅雨の期間は過去最短の14日間でした。そのような中、市総合大会が行われ、どの部も熱戦を繰り広げました。勝ち進んだ部には、西播大会や県大会でのさらなる活躍を期待しています。

 ところで、こども達が生きていく未来は、AI(人工知能)など技術革新が進み、二十年後は今ある職業の半分が無くなり、それに代わって今は存在しない新しい仕事が生まれていると言われています。また、グローバル化が激しいスピードで進み、これまで以上に物や人、情報が国境を越え移動します。予測のはるか上を行く変化の激しい時代です。しかし、どのような時代になるにせよ、こども達には時代の変化の波に翻弄されることなく、夢と志をもってたくましく生きてほしいと願っています。 
 それでは、未来を生きるこども達に、学校で育てておかねばならない力とは何でしょうか。数十年後の世界は、今よりも考え方や価値観が多様化しています。そのような社会で、多様な人々と協働しながら生きていかねばなりません。そのために必要とされる、経済産業省が定義した、3つの能力と12の能力要素からなる【社会人基礎力】を紹介します。

【社会人基礎力】
 ①前に踏み出す力(アクション)
  『一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力』
      ・主体性  物事に進んで取り組む力
   ・働きかけ力  他人に働きかけ巻き込む力
   ・実行力  目的を設定し確実に行動する力
 ②考え抜く力(シンキング)
  『疑問を持ち考える力』
   ・課題発見力  現状を分析し目的や課題を明らかにする力
   ・計画力  課題解決に向けた道筋を明らかにし準備する力
   ・創造力  新しい価値を生み出す力
 ③チームで働く力(チームワーク)
  『多様な人々とともに目標に向けて協力する力』
   ・発信力  自分の意見をわかりやすく伝える力
   ・傾聴力  相手の意見を丁寧に聴く力
   ・柔軟性  意見の違いや立場の違いを理解する力
   ・状況把握力  自分と周りの関係性を理解する力
   ・規律性  社会のルールや人との約束を守る力
   ・ストレスコントロール力  ストレスに対応する力

 子ども達は、授業や行事、生徒会活動、部活動等に取り組む中で、日々これらの力をつけています。もちろん、家庭や地域でたくさんの人とかかわることも、大切な学びの場です。地域の皆様におかれましては、次代を担う子ども達を、これからも温かく見守り支えていただきますようお願いいたします。


09:52
2022/01/12

トライやるウィーク、ものづくり体験

| by 校長


 新年明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。

 
 令和四年が始まりました。それぞれのご家庭で、ご家族そろって和やかな新年を迎えられたことと、お喜び申し上げます。
 今年は、十干が「壬(みずのえ)」、十二支が「寅」の年にあたるので、干支は「 壬寅(みずのえとら)」です。「壬」は「妊に通じ、陽気を下に姙(はら)む」、「寅」は「螾(ミミズ)に通じ、春の草木が生ずる」という意味があるそうです。そのため「壬寅」は厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となるイメージです。そのような「始まり」「成長」がたくさん感じられる一年になることを心より願っています。

 
 ところで、昨年末に二年生は「トライやる・ウィーク」で、近隣の31事業所にお世話になり、5日間にわたり職場体験をさせていただきました。また、一年生は姫路市にある「ものづくり体験館」で、ものづくり体験学習を行いました。これらの体験学習のねらいは、大人と一緒に仕事やものづくりをすることを通して、次に挙げているようなことの大切さに気づき、そして身に着けることです。
  ・達成感や自信
  ・働くことの大切さや難しさ
  ・人とふれあうことの楽しさ
  ・コミュニケーションの大切さ
  ・あいさつすることの大切さ
  ・保護者や大人の人への感謝の気持ち
  ・社会のルールやマナーの大切さ
  ・地域とのつながりの大切さ
  ・人のために役に立つうれしさ  
 
 生徒たちの感想を読むと、かけがえのない貴重な体験をさせてもらったということがよくわかります。このようにたくさんの学びがあったのは、協力し指導していただいた事業所の皆様や、体験館の皆様のおかげです。心より感謝いたします。

 今回の学習活動は、自分の将来の夢や目標を考えるきっかけになりました。本校では、生徒が未来への道を切り拓いていけるよう、そのために必要な力を育てることを大切にしています。今年も本校の教育活動に、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。



09:28
2021/11/18

ICT機器とのつきあい方

| by 校長


紅葉の便りが聞かれるようになってきました。
先月、緊急事態宣言が解除され、延期していた修学旅行や体育祭がようやく実施できました。十一月になり文化祭も予定通り開催でき、美しいハーモニーを響かせました。中学生のワクチン接種も終わり、一気に学校行事が動き出した感じがします。感染拡大の第6波がなく、この後控えているトライやる・ウィークが、予定通りに開催できることを祈るばかりです。
 
ところで、「GIGAスクール構想」を御存知でしょうか。全国の小・中学校で、次の時代を創る子どもたちに、情報活用能力と論理的思考力を身に付けるという狙いで、一人に一台のタブレット端末を配布する計画です。主な取り組みの中心は、「授業や自宅学習での端末の利活用促進」です。宍粟市でもすでに整備が進み、教師たちはタブレットを授業の中でどのように活用させるのか、試行錯誤しながら授業に取り入れています。一方で、子どもたちは最初から抵抗もなく使っているように感じます。それぞれ家庭で、小さい頃からタブレットやスマートフォン、さらにはゲーム機や音楽再生プレイヤーなど様々な情報機器を活用しながら生活しているからだと思います。

これら情報機器は、生活を便利にそして豊かにしてくれるので、生活になくてはならない存在となっています。しかし、良いことばかりではありません。使い過ぎによる悪影響もあります。その一つである「ゲーム障害」についてお伝えします。それは、オンラインゲームなどパソコンやスマートフォンを利用したゲームへの過度な依存によって、日常生活に支障をきたす病気のことです。海外では死亡例もあり、2016年には、WHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」を新たな病気として認定する方針を示しました。診断される基準は、個人・家族・社会・学習・仕事などに重大な問題が生じる状態が12ヶ月以上続く場合だそうで、進行が速い幼少期は、より短期間で依存症とみなされます。具体な症状は次の通りです。
 ●ゲームをする頻度や時間をコントロールできない。
 ●日常生活の中で、なによりもゲームを優先してしまう。
 ●仕事や学業、健康などに支障をきたしても、ゲームがやめられない。

                                                                                            その結果、次のような様々な悪影響が報告されています。
 
〇身体への影響
体を動かさず、食事をまともに摂らなくなることにより血流障害・栄養障害・体重減少・筋肉減少・持久力減少・骨粗しょう症、視力低下や睡眠障害になりやすい。
〇精神面や脳への影響
理性をつかさどる前頭前野の働きが低下することで、攻撃性が高まり、対人関係を悪
化させてしまう可能性がある。
〇金銭面での影響
多額の課金や借金で、家族を困らせることがある。





子どもがゲームをすることを認めるなら、必ずこどもと一緒にルールを決めて、上手にゲームと付き合っていかせることが大事です。
 〇時間を決める(1日1時間以内)。
 〇課金の上限を決める。
 〇運動をしたり、趣味を楽しむ時間をつくる。
 〇場所を決める(1人になる部屋へ持ち込まない)。
 〇家族や知人との食事を楽しむ時間をつくる。 

                                                           是非参考にしてください。


16:36
2021/09/01

2学期始業式 式辞

| by 校長


おはようございます。
今日から2学期がスタートします。


ところで、8月20日から9月12日まで、兵庫県に緊急事態宣言が発出されました。
今日現在、兵庫県の感染者数は連日1000人近くとなり、依然増え続けています。
宍粟市においても7月以降のいわゆる第5波において50名をこす感染が確認されています。
30歳代以下の若い世代の感染が半数以上を占めており、特に部活動がクラスター、いわゆる集団感染の場になったケースもあります。



そのような状況のため、この間予定されていた行事は延期になってしまいました。
特に修学旅行は出発直前の延期決定となってしまい、楽しみにしていた3年生には本当に申し訳なく思っています。
体育祭も10月21日まで延期します。
部活動も緊急事態宣言中は中止です。
感染拡大予防の観点から、やむを得ない対応です。


新学期のスタートに当たり、再度皆さんにお願いします。
この感染を封じ込めるためにも、「密閉・密集・密接」いわゆる3密を避け、必ずマスクを着用し生活しましょう。
手洗いやうがい、検温などを行い、体調管理に努めましょう。
自分自身だけでなく家族に発熱等の症状があるときは、学校を休みましょう。
「ウイルスに感染しない・感染させない」という意識をもって行動しましょう。


また、家に中学生のコロナワクチン集団接種の案内が届いていたと思います。
保護者と相談しながら対応を決めてください。
予約の変更やわからないことがある場合は、宍粟市ワクチンコールセンターまで連絡してください。


最後になりますが、2学期も様々な制限があるなかでの生活となります。
しかし、みんなで協力しながら、東中パワーで明るく元気に2学期を乗り切っていきましょう。


以上で式辞を終わります。


08:46
2021/07/20

1学期を終えて

| by 校長


昨年に比べると、今年は多くの学校行事を行いました。
しかし、新型コロナウィルスの影響で、中止や延期にしたものもありました。
まず、1年生では校外学習が中止になりました。
また、2年生のトライやる・ウィーク、3年生の修学旅行が延期になりました。
普段の授業でも、例年ならやっているのにできないことが多く、不自由な日々が続いています。


それでも、皆さんは文句を言わず、変更にも柔軟に対応できていました。
「時を守り」「場を清め」「礼を正す」。
山崎東中学校では、誰もが安心・安全に生活できるように、互いに配慮しながら行動することを心がけています。
その結果、のびのびと学習や部活動に取り組めたので、誰もが4月の新年度が始まったころに比べ、大きくたくましく成長できたのだと思います。
特に、部活動での活躍には、目を見張るものがありました。
本当によく頑張れた1学期でした。


ところで、「1008時間」。
これは何のことだかわかりますか。
明日から始まる42日の夏休みを時間で表したものです。
去年を思い出してみてください。9日間たったの216時間しかありませんでした。
今年は全員に1008時間も与えられています。
時間をうまく使える人なら、2学期が始まるころには見違えるほど成長していることでしょう。
時間をうまく使えるか。目的をもって計画的に頑張れるか。それがこの夏のテーマです。

充実した夏休みを過ごしてください。
2学期、さらに成長した姿で会えることを楽しみにしています。


09:37
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