校長室通信

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1234
2023/01/05

新年のあいさつ

| by 校長


 新年明けましておめでとうございます。
  本年もよろしくお願いします。

 令和五年が始まりました。それぞれのご家庭で、ご家族そろって和やかな新年を迎えられたことと、お喜び申し上げます。
 今年は、十干が「癸(みずのと)」、十二支が「卯(う)」の年にあたるので、干支は「 癸卯(みずのとう)」です。「癸」は雨や露、霧など、静かで温かい大地を潤す恵みの水を表しています。そして、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味しています。「卯」は穏やかなうさぎの様子から安全、温和の意味があります。また、うさぎのように跳ね上がるという意味もあります。そのため「癸卯」のイメージは、「新しいことを始めるのに適していてる」や「これまでの努力が実を結ぶ」、「勢いよく成長し飛躍する」などと考えられています。そのような一年になることを心より願っています。
 
 ところで、昨年末に小中学生を対象とした今年度の「全国体力テスト」の結果が公表されました。「全国体力テスト」では、全国の小中学生を対象に、持久走や反復横跳びなど8種目の運動について測定しています。その体力合計点は、小中学生の男女とも新型コロナの感染が拡大した三年前から連続して下がっていて、今年度は2008年度の調査開始以来過去最低となりました。種目別では、持久力の低下が目立っているということです。また、肥満の割合も小中学生ともに増加していて、中学生の女子を除く、小学生男女、中学生男子は過去最高となりました。
 スポーツ庁は、コロナ禍で身体を動かす機会が減り、スマホやゲームなどスクリーンを見続ける時間が増えたことが肥満の増加や体力の低下につながっているのではないかと分析しています。 


 このような体力低下は子どもたちだけの課題ではありません。大人の運動不足はもっと深刻かもしれません。その影響もあって、コロナ禍以降全国的に登山やキャンプといったアウトドアスポーツの人口が増えていると聞きます。

 山に囲まれた宍粟市では、「宍粟50名山」が選定されており、たくさんの登山者たちに親しまれています。山崎東中校区にも、「長水山」「高取山」「宮山」「母栖山」「水剣山」があります。「長水山」と「高取山」は登ったことがあるのですが、晴れた日は瀬戸内海まで見渡せる気持ちのよい山です。空気の澄んだこの季節、親子で山に登ることをお薦めします。きっと運動不足が解消されストレスの発散になります。ふるさとの自然が体験できるし親子のふれあいの時間にもなります。

 「癸卯」の令和五年、うさぎのように元気に動ける体力を維持するためにも、「山登り」を始めてみるのはいかがでしょうか。 


15:10
2022/11/04

応援してもらえる人

| by 校長



    秋の深まりとともに、紅葉の便りが聞かれるようになってきました。
 
 新型コロナウィルス感染症の流行も三年目になりました。多少の影響はありますが、予定している教育活動は、今年は順調に実施できています。先月は西播新人大会と西播駅伝大会が開催されました。女子バレー部と女子卓球部が優勝、ソフトボール部が準優勝、男子バレー部が三位という立派な成績でした。また男子駅伝部も四位と健闘しました。西播には中学校が二十八校ありますが、今回の山崎東中学校生徒の活躍には驚くばかりです。県大会に出場する部は、西播代表としての活躍を期待しています。
 
 ところで、最近うれしく感じたことが二つありました。そのことについて紹介します。

 
 一つ目は学校に届いた手紙についてです。今年夏に相撲部が県大会に出場し三位となり、近畿大会に出場しました。その時観戦されていた男性から次のような手紙をいただきました。その一部を抜粋し紹介します。
   
   ・・・私自身、兵庫県大会、近畿大会を観戦させていただき、純朴で一生懸命
   の貴校生徒の皆さんとお話しする機会がありました。どの子もすごく良い子と
   言う印象を受けました。宍粟市山崎町の人々や生活環境が、優しい大人と青少
   年を育成するんだろうと考えます。私は都会で生まれ、ドロドロ、ごちゃごち
   ゃした空気に育って今は爺さんになってしまいました。もし私が宍粟に生まれ
   育っていたら、私の人生も大きく変わっていたでしょう。・・・
   遠くで応援する爺さんがいることをお伝えください。また来年の相撲大会で
   会えるのを楽しみにしています。・・・ 

 教育の一環で行っている部活動は、勝つことを目標に日々取り組んでいますが、目的は人間性や社会性の育成です。大きな相手にもひるまず向かっていく勇気や、仲間を懸命に応援する友情、対戦相手をも思いやる優しさ、礼儀正しい態度など、本校生徒がみせた姿に手紙をくださった男性は、感動されたのでしょう。彼らの人間性にふれ、応援してくださったのだと思います。鍛錬を重ね、強くなり優勝することは立派なことです。しかし、それ以上に価値があることは、一人の人間として、豊かな人間性や社会性を身につけることだと考えています。

 
 二つ目は、先日校区にお住いの方から伺った話です。「車での帰宅途中、交差点で止まっている中学生をよく見る。停車して渡り終えるのを待つのだが、いつも中学生が丁寧に礼をしてくれる。そういうことが自然にできる生徒たちがの姿をみると本当にうれしくなる。」頭の中にその光景が浮かび、私も笑顔になりました。

 
 生徒たちの頑張りや成長を、様々な場面で様々な人から認めてもらっていることをうれしく思います。これからも、たくさんの人たちから応援してもらえるような生徒の育成をめざし、職員一丸となって教育活動を行っていきます。


07:42
2022/07/06

社会人に求められる力

| by 校長


 今年は、観測史上最も早く、梅雨明けが発表されました。平年より21日早く、梅雨の期間は過去最短の14日間でした。そのような中、市総合大会が行われ、どの部も熱戦を繰り広げました。勝ち進んだ部には、西播大会や県大会でのさらなる活躍を期待しています。

 ところで、こども達が生きていく未来は、AI(人工知能)など技術革新が進み、二十年後は今ある職業の半分が無くなり、それに代わって今は存在しない新しい仕事が生まれていると言われています。また、グローバル化が激しいスピードで進み、これまで以上に物や人、情報が国境を越え移動します。予測のはるか上を行く変化の激しい時代です。しかし、どのような時代になるにせよ、こども達には時代の変化の波に翻弄されることなく、夢と志をもってたくましく生きてほしいと願っています。 
 それでは、未来を生きるこども達に、学校で育てておかねばならない力とは何でしょうか。数十年後の世界は、今よりも考え方や価値観が多様化しています。そのような社会で、多様な人々と協働しながら生きていかねばなりません。そのために必要とされる、経済産業省が定義した、3つの能力と12の能力要素からなる【社会人基礎力】を紹介します。

【社会人基礎力】
 ①前に踏み出す力(アクション)
  『一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力』
      ・主体性  物事に進んで取り組む力
   ・働きかけ力  他人に働きかけ巻き込む力
   ・実行力  目的を設定し確実に行動する力
 ②考え抜く力(シンキング)
  『疑問を持ち考える力』
   ・課題発見力  現状を分析し目的や課題を明らかにする力
   ・計画力  課題解決に向けた道筋を明らかにし準備する力
   ・創造力  新しい価値を生み出す力
 ③チームで働く力(チームワーク)
  『多様な人々とともに目標に向けて協力する力』
   ・発信力  自分の意見をわかりやすく伝える力
   ・傾聴力  相手の意見を丁寧に聴く力
   ・柔軟性  意見の違いや立場の違いを理解する力
   ・状況把握力  自分と周りの関係性を理解する力
   ・規律性  社会のルールや人との約束を守る力
   ・ストレスコントロール力  ストレスに対応する力

 子ども達は、授業や行事、生徒会活動、部活動等に取り組む中で、日々これらの力をつけています。もちろん、家庭や地域でたくさんの人とかかわることも、大切な学びの場です。地域の皆様におかれましては、次代を担う子ども達を、これからも温かく見守り支えていただきますようお願いいたします。


09:52
2022/01/12

トライやるウィーク、ものづくり体験

| by 校長


 新年明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。

 
 令和四年が始まりました。それぞれのご家庭で、ご家族そろって和やかな新年を迎えられたことと、お喜び申し上げます。
 今年は、十干が「壬(みずのえ)」、十二支が「寅」の年にあたるので、干支は「 壬寅(みずのえとら)」です。「壬」は「妊に通じ、陽気を下に姙(はら)む」、「寅」は「螾(ミミズ)に通じ、春の草木が生ずる」という意味があるそうです。そのため「壬寅」は厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となるイメージです。そのような「始まり」「成長」がたくさん感じられる一年になることを心より願っています。

 
 ところで、昨年末に二年生は「トライやる・ウィーク」で、近隣の31事業所にお世話になり、5日間にわたり職場体験をさせていただきました。また、一年生は姫路市にある「ものづくり体験館」で、ものづくり体験学習を行いました。これらの体験学習のねらいは、大人と一緒に仕事やものづくりをすることを通して、次に挙げているようなことの大切さに気づき、そして身に着けることです。
  ・達成感や自信
  ・働くことの大切さや難しさ
  ・人とふれあうことの楽しさ
  ・コミュニケーションの大切さ
  ・あいさつすることの大切さ
  ・保護者や大人の人への感謝の気持ち
  ・社会のルールやマナーの大切さ
  ・地域とのつながりの大切さ
  ・人のために役に立つうれしさ  
 
 生徒たちの感想を読むと、かけがえのない貴重な体験をさせてもらったということがよくわかります。このようにたくさんの学びがあったのは、協力し指導していただいた事業所の皆様や、体験館の皆様のおかげです。心より感謝いたします。

 今回の学習活動は、自分の将来の夢や目標を考えるきっかけになりました。本校では、生徒が未来への道を切り拓いていけるよう、そのために必要な力を育てることを大切にしています。今年も本校の教育活動に、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。



09:28
2021/11/18

ICT機器とのつきあい方

| by 校長


紅葉の便りが聞かれるようになってきました。
先月、緊急事態宣言が解除され、延期していた修学旅行や体育祭がようやく実施できました。十一月になり文化祭も予定通り開催でき、美しいハーモニーを響かせました。中学生のワクチン接種も終わり、一気に学校行事が動き出した感じがします。感染拡大の第6波がなく、この後控えているトライやる・ウィークが、予定通りに開催できることを祈るばかりです。
 
ところで、「GIGAスクール構想」を御存知でしょうか。全国の小・中学校で、次の時代を創る子どもたちに、情報活用能力と論理的思考力を身に付けるという狙いで、一人に一台のタブレット端末を配布する計画です。主な取り組みの中心は、「授業や自宅学習での端末の利活用促進」です。宍粟市でもすでに整備が進み、教師たちはタブレットを授業の中でどのように活用させるのか、試行錯誤しながら授業に取り入れています。一方で、子どもたちは最初から抵抗もなく使っているように感じます。それぞれ家庭で、小さい頃からタブレットやスマートフォン、さらにはゲーム機や音楽再生プレイヤーなど様々な情報機器を活用しながら生活しているからだと思います。

これら情報機器は、生活を便利にそして豊かにしてくれるので、生活になくてはならない存在となっています。しかし、良いことばかりではありません。使い過ぎによる悪影響もあります。その一つである「ゲーム障害」についてお伝えします。それは、オンラインゲームなどパソコンやスマートフォンを利用したゲームへの過度な依存によって、日常生活に支障をきたす病気のことです。海外では死亡例もあり、2016年には、WHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」を新たな病気として認定する方針を示しました。診断される基準は、個人・家族・社会・学習・仕事などに重大な問題が生じる状態が12ヶ月以上続く場合だそうで、進行が速い幼少期は、より短期間で依存症とみなされます。具体な症状は次の通りです。
 ●ゲームをする頻度や時間をコントロールできない。
 ●日常生活の中で、なによりもゲームを優先してしまう。
 ●仕事や学業、健康などに支障をきたしても、ゲームがやめられない。

                                                                                            その結果、次のような様々な悪影響が報告されています。
 
〇身体への影響
体を動かさず、食事をまともに摂らなくなることにより血流障害・栄養障害・体重減少・筋肉減少・持久力減少・骨粗しょう症、視力低下や睡眠障害になりやすい。
〇精神面や脳への影響
理性をつかさどる前頭前野の働きが低下することで、攻撃性が高まり、対人関係を悪
化させてしまう可能性がある。
〇金銭面での影響
多額の課金や借金で、家族を困らせることがある。





子どもがゲームをすることを認めるなら、必ずこどもと一緒にルールを決めて、上手にゲームと付き合っていかせることが大事です。
 〇時間を決める(1日1時間以内)。
 〇課金の上限を決める。
 〇運動をしたり、趣味を楽しむ時間をつくる。
 〇場所を決める(1人になる部屋へ持ち込まない)。
 〇家族や知人との食事を楽しむ時間をつくる。 

                                                           是非参考にしてください。


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