校長室通信

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2021/11/18

ICT機器とのつきあい方

| by 校長


紅葉の便りが聞かれるようになってきました。
先月、緊急事態宣言が解除され、延期していた修学旅行や体育祭がようやく実施できました。十一月になり文化祭も予定通り開催でき、美しいハーモニーを響かせました。中学生のワクチン接種も終わり、一気に学校行事が動き出した感じがします。感染拡大の第6波がなく、この後控えているトライやる・ウィークが、予定通りに開催できることを祈るばかりです。
 
ところで、「GIGAスクール構想」を御存知でしょうか。全国の小・中学校で、次の時代を創る子どもたちに、情報活用能力と論理的思考力を身に付けるという狙いで、一人に一台のタブレット端末を配布する計画です。主な取り組みの中心は、「授業や自宅学習での端末の利活用促進」です。宍粟市でもすでに整備が進み、教師たちはタブレットを授業の中でどのように活用させるのか、試行錯誤しながら授業に取り入れています。一方で、子どもたちは最初から抵抗もなく使っているように感じます。それぞれ家庭で、小さい頃からタブレットやスマートフォン、さらにはゲーム機や音楽再生プレイヤーなど様々な情報機器を活用しながら生活しているからだと思います。

これら情報機器は、生活を便利にそして豊かにしてくれるので、生活になくてはならない存在となっています。しかし、良いことばかりではありません。使い過ぎによる悪影響もあります。その一つである「ゲーム障害」についてお伝えします。それは、オンラインゲームなどパソコンやスマートフォンを利用したゲームへの過度な依存によって、日常生活に支障をきたす病気のことです。海外では死亡例もあり、2016年には、WHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」を新たな病気として認定する方針を示しました。診断される基準は、個人・家族・社会・学習・仕事などに重大な問題が生じる状態が12ヶ月以上続く場合だそうで、進行が速い幼少期は、より短期間で依存症とみなされます。具体な症状は次の通りです。
 ●ゲームをする頻度や時間をコントロールできない。
 ●日常生活の中で、なによりもゲームを優先してしまう。
 ●仕事や学業、健康などに支障をきたしても、ゲームがやめられない。

                                                                                            その結果、次のような様々な悪影響が報告されています。
 
〇身体への影響
体を動かさず、食事をまともに摂らなくなることにより血流障害・栄養障害・体重減少・筋肉減少・持久力減少・骨粗しょう症、視力低下や睡眠障害になりやすい。
〇精神面や脳への影響
理性をつかさどる前頭前野の働きが低下することで、攻撃性が高まり、対人関係を悪
化させてしまう可能性がある。
〇金銭面での影響
多額の課金や借金で、家族を困らせることがある。





子どもがゲームをすることを認めるなら、必ずこどもと一緒にルールを決めて、上手にゲームと付き合っていかせることが大事です。
 〇時間を決める(1日1時間以内)。
 〇課金の上限を決める。
 〇運動をしたり、趣味を楽しむ時間をつくる。
 〇場所を決める(1人になる部屋へ持ち込まない)。
 〇家族や知人との食事を楽しむ時間をつくる。 

                                                           是非参考にしてください。


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