や ま び こ | 宍粟市立山崎東中学校 校長室通信第69号 平成24年3月23日(金) |
各 年 代 ご と に つ け て お き た い 教 師 力 ② |
③ 四十代でつけておきたい教師力 怒ったり、わめいたり、不機嫌な顔をしないこと。四十代は一番実力がある働き盛り、その人がにこやかで謙虚で円満な感じであると、職場全体が落ち着いて温かくなり、楽しい雰囲気をかもし出す一番の源泉になるからです。 視野を広く持つこと。政治のこと、経済のこと、思想のこと、世界の動きから教育界の動き全般について広い視野を持つことです。そして、分からない人のために相談相手になることです。知ったかぶり、お説教じみたこと、しゃべりすぎに注意です。 気持ち・時間にゆとりを持つこと。ゆとりを持って同僚や年上年下の人に優しい気持ちで接したり、適切な配慮をしたり、職場全体をきちっと見通したりすることです。親の良き教育相談相手になることも大切です。 専門分野に仕上げること。一芸に秀でてもよいし、二芸でも結構。それでいて威張らなくて謙虚にすることが大事です。 学級(学年)を統括する、指導する力量を持つこと。プロとしての技量というか力量をしっかり身につけることです。 毎日どの子どもにもちょっと褒め言葉をかけてやるとか、短い文章を書かせるなどして、子どもとのつながりをつけることです。 職場の要の役割を担うことです。 管理職志向は自然体でいくこと。ごく自然で行くことです。なりたいと思ったら卑屈になる場合があります。日々やるべきことを伸び伸びとやっていくことです。 |
④ 五十代でつけておきたい教師力 職場全体を気持ちよく働けるようにまとめることです。友人知人を増やしていくことです。そして、「あの先生がいたら気が休まる・・・」「あの先生がいたら、うまいことまとめてくれる・・・」というタイプになることです。 教師としての経験を活かしていくことです。決して、「高い給料をもらっているのに、仕事から逃げようとしている・・・」とか「いつの間にか職場からいなくなっている・・・」なんて思われないように心がけることです。 |
〈つぶやき〉 このコーナーが、いつから「つぶやき」になったか分かりました?私も知らぬ間に〈ささやき〉から変わっていました。何故か53号から変わってました。
ところで、19日の公立高校の合格発表はすごかったですね。全員第1志望校に合格し、第2志望校に行かずに済みました。複数志願制2年目ですが、推薦入試・特色選抜含め完璧な進路決定ができましたね。これが先に分かっていれば、博多の夜はもっと盛り上がっていたでしょうね。当日は、次々と合格の報告に校長室に入ってくる3年生のとびっきりの笑顔をたくさん見て、とっても幸せな1日でした。「15の笑顔の春!」いいもんです!
明日から春季休業に入ります。春分の日には女子バレー部が優勝旗を持ち帰っていました。休み中、色々と大会がありますが、休みも入れながら4週間後の春季大会めざして取り組んでくださいね。そして、「競争」だけを教えるのではなく「協力」社会を学ばせてください。
また、「勝ち」だけに拘るのではなく、これまで練習で取り組んできたことへの「価値」に拘って取り組んでほしいと願っています。では、これで今年度の校長室通信を閉じます。