山崎東中学校在職中4年間、いい続けたのが『ただの仕事ができんとあかんやろ』という話でした。「挨拶・笑顔・親切・掃除・優しさ・思いやり・約束を守る・時間を守る」などなど、「ただの仕事=お金のかからない心の仕事」の大切さは、人との出会いの出発点であり、源です。また、学び続けるための粘り強い習慣づくりです。これらを大切に実践することで人からの信用が生まれます。信頼される人間になります。どうか本校の生徒たちがますます明るく元気で心優しい人になってくれますように・・・。 そのためには、ただの仕事をすると次のようないいことがたくさんあります。 ① ただの仕事は、気がついたときに行動を起こすことで、集中力を養うのに役立つ。 ② ただの仕事をすると、秩序ある行動がとれるようになる。 ③ ただの仕事をできたら避けたいと思う衝動を我慢することで、忍耐力を養える。 ④ ただの仕事は、どこをどのようにすれば一番いいか、手順を瞬時に考えることで、判断力を養うのに役立つ。 ⑤ ただの仕事をする他の人の行動を見て学ぶことで、自分を見つめ自分を省みる自省心を養うのに役立つ。 ⑥ ただの仕事を他の人に学ぶことで、自分を振り返る自制心を養うのに役立つ。 ⑦ ただの仕事を常に心がけるように気をつけることで、注意力を養うのに役立つ。 ⑧ ただの仕事を自分なりに工夫することで、自主性・創造性を養うのに役立つ。 ⑨ ただの仕事を力一杯、一生懸命することで、爽快感・満足感を味わうことができ、欲求不満の解消に役立つ。 ⑩ ただの仕事は、頭を使うので体全体の血液の循環を良くし、大脳の働きを活発にさせることに役立つ。 ⑪ ただの仕事は、誰が見ていようと見ていまいと、心がけ行動する習慣を身に付けることによって、世の中のためになる人間になることができる。 ⑫ ただの仕事をすることで、意志の強い、責任感のある人間になることができるとともに、人から信頼される人間となることができる。 ⑬ ただの仕事のように人のいやがることに自分から進んで立ち向かっていくことによって、意欲を奮い立たせるのに役立つ。 ⑭ ただの仕事は、毎日毎日繰り返し継続し、行動することによって、自分の心が洗われ、謙虚な気持ちになってくることに役立つ。 ⑮ ただの仕事は、人がしなくても自分はまじめにすることによって、責任を果たす礼儀正しい人間になることができる。 |