四月七日、桜流しの雨の中、七十七名の新入生が元気に入学してきました。これで、二百六十一名の東中生徒がそろいました。そして、新たなメンバーも加わった二十九名の教職員とあわせて、計二百九十名での出発です。
山崎東中学校では、今年の教育目標を「夢と志を抱き、心豊かでたくましく未来への道を切り拓く生徒の育成」と掲げています。この目標には、「生徒たちが、夢や希望の実現に向け努力できるように、そして、将来自立し社会で活躍できるように、そのために必要な様々な力を、中学校生活の中で育てていく」という、決意を込めています。
それに基づき、本年度特に力を入れたいこととして、次の四点を重点目標としました。教職員一丸となって、取り組みを進めて行きます。
一,安全・安心な学校づくり
全員が「時を守り 場を清め 礼を正す」を心がけ、学校の中に周りの人をを大切にする風土を育てます。あわせて、特別支援教育の充実に努めます。また、いじめ防止に向けた取り組みを充実させ、誰もが安心して生活できる学校にします。
二,自立の基盤となる力の育成
教師はⅠCT機器を活用し、おもしろくわかりやすい授業を行います。そして、考える時間をしっかり確保し、伝え合う活動に力を入れ学力を伸ばします。また、総合的な学習の時間では探求的な学習を行い、課題解決に必要な知識や技能を育てます。あわせて、特別活動にも力を入れ、生活する集団を高めるとともに、社会の一員として役割を果たそうとする意欲や態度を育てます。
三,地域や家庭、関係機関との連携
幼稚園や保育所、小学校と連携した教育活動や、地域と連携した教育活動を推進し、生徒の自尊感情やふるさとを愛する心を育てます。また、教育活動の様子を積極的に情報発信します。
四,協働する教職員組織(パワフルなチーム山東)
教職員間で連携し、生徒に関わる情報を共通理解した上で丁寧な対応を行います。また、教職員は「明るく元気に優しく」をモットーに、こどものそばで育ちを支援していきます。
新年度を迎え、気持ちも新たにスタートをしました。ウィズコロナ、ポストコロナ社会において、我々教職員は子どもたちを中心に捉え、心を一つにして創意工夫と活力に富んだ教育活動を展開していきます。家庭や地域の皆様におかれましては、これまで同様のご理解とご協力、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。