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校長室通信
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2021/07/02

夏を満喫

| by 校長



夏を満喫!
 

 
 学校の周りの田んぼも、無事、田植えが終わり、一面の緑の苗が日に日に大きくなっています。オタマジャクシが泳ぎ回り、それを狙って真っ白なサギがじっとたたずんでいるという、なんともこの季節にふさわしい風景を目にすることができます。毎朝校舎の点検のついでに見に行く田んぼの様子の変化が楽しい日々です。
 さて早いもので1学期も残りわずかになりました。コロナはひと頃の猛威は弱まった感じがしますが、人流が増えることからまた感染が拡大するのではないかと、心配しています。変わらず感染防止には務めていきます。
 教室では冷房が入り、換気しながらも涼しい環境で学習できることは本当に恵まれています。昨年は夏休みもほとんどなく、3年生の夏の大会も中止になりました。それに比べれば今年はかなり本来の流れに近づいたという感じはしますが、1学期に予定していた3年生の修学旅行や2年生のトライやる・ウィークが延期になったことは、とても残念でした。2学期にはぜひ実現できることを願い、さらに準備を進めていきます。
 さて、雑感ですが、天気が良く、出張など外に出る予定がない日には、しばしば自宅から自転車で通勤しています。大体10分で着きますので、ちょうどいい運動にもなり、通勤の楽しみの一つです。車では感じられない楽しみにの一つに、いろいろな風景が楽しめるということがあります。今なら春安川や大きな用水路に舞う蛍をよく目にします。水鳥がのんびり浮かんでいるのもほほえましいです。なんといっても季節による匂いの違いを感じられるのは、自転車ならではです。
 いよいよこの長い梅雨が終われば、本格的な夏がやってきます。夏には夏の匂いがあり、夏の風景があります。夏しか食べられないものもたくさんあります。中学生にもこの四季の移ろいを是非、五感で感じてほしいと思います。スマホも楽しいけれど、体を動かして夏を感じることもおもしろいと思います。中学生の時に見た、夏の風景というものは、大きくなっても、結構感覚の中に残っているものです。夏を満喫する感性を大切に、この夏休みを過ごしてほしいと思いました。
 
令和3年7月2日 
校長  浅田 卓 
 



09:58
2021/06/03

トライやるの効能

| by 校長





       トライやる・ウィークの効能
 
 6月に入りました。学校の周りの田んぼもほぼ田植えが終わり、緑に色づいた城下平野に、さわやかな初夏の風が吹いています。例年より早い梅雨入りでしたので、今年は雨が長引くようですが、今週はその中休みということで、夏のような日差しの中でも、湿度の低いさらっとした風を感じることができました。
 緊急事態宣言が6月20日に延長されたということで、3年生の修学旅行、2年生のトライやる・ウィークが秋に延期されました。トライやるについては4月から準備を始め、5月の終わりにご挨拶と業務内容の確認のための事業所訪問を終えていました。いよいよスタートというタイミングで、この事態になってしまいましたので、生徒にとっても教師にとっても、高まるやる気をそがれた形となってしまいました。何より準備をしてくださっていた事業所の皆様には、本当にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。また同時に、秋に無事実施することになれば、快く受け入れをしていただくことを切に願っております。
 昨年に比べ、緊急事態宣言での休校にはならず、授業は無事進められてることには感謝しますが、行事はについては変更や延期を余儀なくされる状況は、昨年と同様です。そのたびに、可能な時期と形態を模索していくことが今後の課題であることは、全職員も承知の上です。
 それというのも、やはり学校というのは、授業だけではなく、このような社会的体験活動を学問と同じくらい大切なものと考えているからです。トライやるについてはスタートしてからもう長い年月が経ち、本校の若い職員も中学時代に体験したという者が多くいます。そしてその誰もがその時どこに行ってどのような体験をしたかということを明確に覚えています。10年以上たっても覚えているというくらい、強烈に印象に残る体験であるということです。5日間といえども、社会に放り出され、親以外の大人と会話をしなければいけない。そして与えられた仕事を失敗しないようにこなさなければいけないということは、14歳の中学生にとっては私たちの想像以上に大変なことです。緊張もあり、疲労もあり、戸惑いや無力感も感じることでしょう。でも、そういう非日常であるからこそ、達成感や、成就感を感じることができ、同時に自分の今の力を感じながら将来に夢をはせるという貴重な体験となります。10年以上たっても忘れないということも、十分に納得できます。残念ながら年齢的に私は体験できませんでしたが、きっと学生時代にしたバイトとかとは、まったく次元の違う、やりがいみたいなものを手にすることができるのではないかと予想されます。
これくらい2年生にとって大切なこの体験が、延期されてしまったことは本当に残念です。何とかこの秋に実現できるよう、また準備を進めていきます。実現の際にはどうか地域の皆様、保護者の皆様、ご協力をよろしくお願いします。
         
                   令和3年6月3日(木)
                   校長  浅 田  卓

11:39
2021/05/11

自分で時間をつくる!

| by 校長
自分で時間をつくる!
                      令和3年5月11日(火)

 

 さわやかな風が、南から感じられる季節になりました。校舎にはたくさんのツバメの巣が作られ、親鳥がせわしなく校舎周りを飛び交っています。3年生が技術の授業でバケツ稲を作っており、今日明日にも田植えをする様子です。梅雨までのこの時期はもしかすると一年のうちで最も過ごしやすい季節ではないかと思います。
 緊急事態宣言が5月末まで延長され、まだまだ制限の多い学校生活が続いています。しかし昨年のことを思い返すと、こうして毎日生徒が学校に来ることができ、授業を受けることができるのは、本当にありがたいことだと感じます。明日から部活動も校内でのみですが再開がされ、また少し通常の状態に近づきつつあります。1年生にとっては初めての部活動参加がここまで延びてしまいました。本来ならGW前には入部し、今頃は少し慣れた状態であるところが、約半月も後ろ倒しになってしまいました。
 部活動が始まると、生活パターンがこれまでと変わってきます。朝起きる時間が早くなり、帰る時間も遅くなります。次の日の起きる時間を考えると、寝る時間を何時にするか、そのためには宿題をいつするべきか、お風呂や夕食のことも考えると、こういう時間の使い方をしないと・・・と考え始めます。そうなるとゲームやスマホに費やす時間をこれくらいに抑えないと、と考え始めます。自分で生活パターンを考え始めることこそが、自立への第一歩です。もちろん体力的にもこれまでと違ってきついものがあり、これが毎日続くのかと思うとくじけそうになるかもしれません。でも、この繰り返しを経験することは、大人になっても大切なことです。当たり前のことを続ける体力と、気持ちを維持することはこれからの生活で最も大事なことになります。これを1年生のみんなにも、経験としてぜひ味わってほしいと思います。がんばれ1年生、がんばれ部活動です。

09:53
2021/04/21

初めてを大切に

| by 校長




 4月もいよいよ終盤に差し掛かり、毎日穏やかな天気が続いています。校舎の北にある田んぼには一面の蓮華が咲いていましたが、今日耕されていましたので、いよいよ田んぼもシーズンが始まるなと思いました。

 4月の中学校の風景は、なんといっても1年生です。慣れない自転車通学であったり、少し大きめの制服や体操服であったり、楽しそうであり、不安そうである表情であったり、何もかも新しい学校で、いろいろ吸収しようと目が輝いているのが、ちょうどこの時期の中学校の光景です。
 遠い昔で忘れてしまいがちですが、初めて中学校に入学した時の気持ちというものは、意外と心に残っているものです。その後、初めて高校へ行ったっ時の気持ち、初めて就職したときの気持ち、初めて親元を離れて暮らし始めたときの気持ち等々、思い起こしてみるとその時の光景や気持ちがよみがえってくることに気が付きました。もちろんその時には意識しませんが、それだけ日常とはかけ離れていていたために、記憶の奥底に刻み込まれたのでしょう。。

 教師や先輩にとっては大したことないことでも、新入生にとっては一大事であり、周りを見るべきなのか、自分で決断するべきものなのか、はたまた親や先生に相談するべきなのか、いやこう時こそ先頭に立ってやるのが自分の個性であるとか、いろいろと頭の中を駆け巡っていることも多々あるように思います。そうやって思い悩むのも、自立への一歩です。こういう体験こそ次につながります。我々も、この初めての気持ちをしっかりとくみ取り、手助けではなく、適切な支援ができるよう心掛けていきます。

令和3年4月21日 
校長 浅田 卓 

11:35
2021/03/25

38回目の春!

| by 校長


 

38回目の春!



 新型コロナウイルス感染対策で明け暮れた令和2年度がいよいよ終わります。本校でも、3月10日に卒業式を行い、59名の卒業生を無事送り出しました。学校は25日に修了式を終え、3学期の終わりを迎えました。


 私事になりますが、37年前の4月に姫路市立安室中学校に新任として着任して以来、たくさんの生徒と出会い、保護者・地域の方々にご協力いただいて、無事38回目の春を迎えることができました。この1年は特にコロナ禍という経験したことのない社会情勢になってしまいましたが、無事この日を迎えることができたのもこれまで関わってきたすべての方々のおかげであると思います。
 振り返ると「あっ」という間の教職生活だったように思います。いろいろ大変なことや心が折れそうになることもありましたが、幸いなことに一日として学校へ行くのがいやになった日がありませんでした。日々いろんな表情を見せてくれる生徒たちとかかわれたことが、教師として一番の楽しみであり、誇りでもありました。37年間どれだけの事ができたか分かりませんが、生徒たちの成長の一助にでもなっていればと思うばかりです。
 特に最後の3年間は、この山崎南中学校で自分の目指す学校像に向け、教職員・生徒・保護者・地域の方の力を借り、充実した日々が過ごせたことを大変有難く思うとともに、お礼申し上げたいと思います。
 来年度からは、また何かの形で教育にたずさわっていけたらと考えています。教員生活37年間本当に充実した毎日でした。ありがとうございました。


                                                           

令和3年3月26日
学校長 小林 琢哉



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