餅つきに思う
2021年(令和3年)が始まり、早一ヶ月近くがたちます。日本で新型コロナ感染が確認されてから1年以上たちますが、まだまだ先が見えない状況での新年の始まりです。山崎南中学校も3学期が始まり、感染拡大予防を一層心がけながら、日々の生活を送っています。
さて、話は変わりますが、お正月のお餅は皆さんどうされていますでしょうか?
我が家では、いまだに木臼でついています。私自身は中学生の頃からつき手を任されるようになり、50年近く突き続けています。昔は、家族も多く、親戚にあげたりする分もあって一臼で餅米1升5合くらいの餅を10~12臼くらいついていました。朝の6時頃からつき始めてお昼前まで、終わる頃には指が引きつってしまって、手のひらが開けないような状態になっていましたが、最後についた餅で、おろし餅と醤油餅をしてもらい、それを食べるのが楽しみで必死でついていました。
ここ数年は、自分の家で食べる分とお裾分け分くらいで、4~5臼と半分くらいになりましたが、やっぱり手つきの餅は、おいしいなと思って今年も手つきで餅をつきました。
コロナ禍の中で様々な学校行事が中止・延期・規模の縮小になるだけでなく、自治会の諸行事やお寺、神社の行事も規模の縮小・中止などになっています。そしてこれまで家庭内で当たり前のようにしていたことも見直さなければならないことが出てきています。本当にこれまでに経験したことのない社会状況ではありますが、不易(変わってはいけない部分)と流行(今の時代にあったやり方)を見極め、できることをしっかりとやれる学校生活を進めていきたいと思います。
令和3年1月26日
学校長 小林 琢哉