38回目の春!
新型コロナウイルス感染対策で明け暮れた令和2年度がいよいよ終わります。本校でも、3月10日に卒業式を行い、59名の卒業生を無事送り出しました。学校は25日に修了式を終え、3学期の終わりを迎えました。
私事になりますが、37年前の4月に姫路市立安室中学校に新任として着任して以来、たくさんの生徒と出会い、保護者・地域の方々にご協力いただいて、無事38回目の春を迎えることができました。この1年は特にコロナ禍という経験したことのない社会情勢になってしまいましたが、無事この日を迎えることができたのもこれまで関わってきたすべての方々のおかげであると思います。
振り返ると「あっ」という間の教職生活だったように思います。いろいろ大変なことや心が折れそうになることもありましたが、幸いなことに一日として学校へ行くのがいやになった日がありませんでした。日々いろんな表情を見せてくれる生徒たちとかかわれたことが、教師として一番の楽しみであり、誇りでもありました。37年間どれだけの事ができたか分かりませんが、生徒たちの成長の一助にでもなっていればと思うばかりです。
特に最後の3年間は、この山崎南中学校で自分の目指す学校像に向け、教職員・生徒・保護者・地域の方の力を借り、充実した日々が過ごせたことを大変有難く思うとともに、お礼申し上げたいと思います。
来年度からは、また何かの形で教育にたずさわっていけたらと考えています。教員生活37年間本当に充実した毎日でした。ありがとうございました。
令和3年3月26日
学校長 小林 琢哉