平成30年度の出発にあたって


 春本番を迎え、山々の新緑も鮮やかさを増し、すべての生物が生き生きと躍動する好季節を迎えました。皆様には本校の教育推進にご支援・ご協力をいただいておりますこと厚くお礼を申し上げます。

 去る四月九日、好天でしたが、少々花冷えする中で平成三十年度入学式並びに始業式を行いました。新入生九十四名を迎え、本年度全校生二百七十二名と教職員三十名で山崎西中学校がスタートし、十日が過ぎようとしています。

 私は、この度の人事異動により着任しました森脇圭吾といいます。(前任校は山崎南中学校)

 山崎西中学校での勤務は、初めてで全てのことを新鮮に感じています。また、着任以来、生徒はとてもさわやかで元気な挨拶をしてくれうれしく思っています。新しい出会いに感謝しつつ、保護者の皆様、地域の皆様にご支援とご協力を得ながら学校運営に邁進する所存ですのでどうぞよろしくお願い申しあげます。

 さて、平成三十年度の出発にあたり、私は入学式並びに始業式の式辞で、生徒たちに次のような話をしました。

 【新入生に】

「中学校で学ぶ」とはどういうことでしょうか。中学校になって本格的に学習する英語で説明します。

 英語には学ぶという単語が二つあります。一つは「learn」でもう一つは「study」です。両方とも日本語では「学ぶ、勉強する」ということですが、意味が違うのです。

 「study」は学ぶという行為を意味しますが、「learn」は学んだ成果としてしっかりと身についているという結果を意味します。「study」という学ぶ行為を行うことも大切ですか、結果として是非のそのことを身につける「learn」にしてほしいと思います。

 また、何を学ぶかということも重要です。教科の知識や技能だけでなく、学級や部活動の中で人間関係づくりの大切さを学び、苦しいことにも耐え抜く力や、続けることの大切さ、社会の一員として自分に何ができるかなど多くのことを学ばなければなりません。これらのことを学ぶことは決して楽なことばかりではありませんが、是非これからの三カ年で身につけていって下さい。 

 【二年生、三年生に】

進級おめでとうございます。いよいよ、今日から新しい学年の始まりです。 さて、そんなスタートを切ったばかりの皆さんに話をします。

キーワードは「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」という言葉です。これは、高校野球の名門校、石川県の星陵高校の山下元監督の言葉です。

 つまり、心が変わると、気持ちを変えることで皆さんの人生を、生き方を、どのようにでも変えることができるということです。自分の可能性を信じ、目標を定め、「やってやる」という挑戦する心をもって、自分で意識して、気持ちを変え、行動を変え、習慣を変え、人格を変え、運命を変えていって下さい。その先には自分の思い描いた夢の実現が待っています。

 「夢に向かって挑戦」のスローガンどおりのそれぞれの活躍を願っています。

 次に、本年度の本校教育の重点目標を次のように掲げました。

【重点目標】

  ―『夢に向かって挑戦』~七転八起(挑戦・挫折・成就)~―

 価値観の多様化が進む現代社会において、生徒はややもすると夢や目標を見失いがちなっています。本学創学の精神(校訓)「三自三光」を基盤としながら、夢や目標に向かって、授業はもとより、学校行事や体験活動、そして部活動をとおして七転び(挫折)八起き(挑戦)を繰り返しながらも最終的には成就する逞しさとしなやかさを身につけた生徒の育成を目指していきます。

 つまり、「失敗しない人になるのではなく、成功するまで続けられる人になれ」ということであり、「夢を最後には必ず成し遂げろ」ということです。

 そして、私たち教職員は、この重点目標を合い言葉として、生徒に豊かな心と健やかな身体、そして確かな学力を身につけさせ、知識基盤社会の中でも逞しく生きてゆけるようチーム山西として全力で取り組んでいきます。

 本校教育の推進、子ども達の健全な育成には、学校と家庭・保護者の協力と、さらには地域の方々の支援はなくてはならないものです。

 学校・家庭・地域の連携を基盤とし、最後には「山崎西中学校で良かった」と言っていただけるよう精進して参りますので、本校教育にどうかご協力を賜りますようお願いし、新年度のご挨拶とさせていただきます。

   平成30年4月      

宍粟市立山崎西中学校 

校長  森 脇 圭 吾



 
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